ウィリアム・アンド・メアリー大学夏季講座 体験談3

体験談3  2011年度参加 法科大学院法務研究科2年 M・Kさん

【一日の様子について】

ウィリアム・アンド・メアリーでの1日は、まず、朝からお昼まで現地の大学の先生の講義を聴いて10人ほどのグループでディスカッションする授業を行います。午後は、朝の授業に関連した場所に行くフィールドワークを行います。その後は、グループごとにプレゼンテーションの準備をします。夕食後は、みんなで買い物に行ったりボーリングに行ったりして、楽しみます。1日の密度が非常に濃く、勉強もしっかりするけれども思いっきり遊ぶという充実した日々を過ごすことができます。

【授業について】

授業は、講義、フィールドワーク、プレゼンテーションが主になります。 まず、講義は現地の大学の教授が様々な分野について取り上げます。スライドを使って授業をするので、多少英語が聞き取れなくてもついていくことができます。 講義の後は、10人くらいのグループに分かれて現地の大学院生などが一人ついてディスカッションを行います。グループは英語の能力に対応しているので、英語の得意な人もそうでない人も各々英語を話す機会がたくさんあり、自然に自発的に英語を話すことができます。そのうえ、講義に関連したエッセイを提出する課題が出て添削もしてもらえるので、ライティング能力も高めることができます。 フィールドワークは、講義に関連したアクティビティを行います。たとえば、講義が歴史であったら、ウィリアムズバーグの歴史を再現した場所に行ったり、昔の伝統的な踊りをみんなで踊ったり、内容は盛りだくさんで講義の内容を肌で感じることできます。 最終日には5人ほどのグループでプレゼンテーションを発表するのですが、1グループに1人現地の大学生がつき、一緒にプレゼンテーションを作ります。プレゼンテーションの内容は自由で、発表前ともなると夜遅くまで一緒に準備をしたりチーム一丸となって作りあげるので、発表した後は何ともいえない達成感を味わうことができます。

【現地の学生とのコミュニケーションについて】

ウィリアム・アンド・メアリー大学では、2週間ずっと行動を一緒にする現地のTAが10人以上いるので、英語を話せる環境がとても充実しています。講義でも英語を話す機会がたくさんあり、プレゼンテーションの準備では、プレゼンテーションの内容を決めたり調べたり発表の練習をする過程で、TAとかなり密なコミュニケーションをとることができます。しかも、現地のTAは選抜された優秀でとても優しい人々ばかりなので、英語を話すことがどんどん楽しくなります。

【ウィリアムズバーグについて】

ウィリアムズバーグはアメリカの歴史が始まった町でもあるので、煉瓦作りの町並みで絵本から飛び出てきたようなとても可愛い町です。大学も同様に煉瓦作りで、大学内には森や大きな湖や美術館があったり、日本では想像できないスケールが広がっています。大学内の森では、鹿やリスがいたり、夜になると蛍が舞っていて豊かな自然に囲まれたキャンパスで過ごすことができます。

 

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