よくある質問

慶應交換留学FAQ

出願準備について

Q. 協定大学についてどのように調べたらよいですか?
A. 派遣交換留学生募集要項に各大学WebサイトのURLが掲載されていますので、まずはこちらを必ず確認してください。また、「留学に関する情報収集」も参考にしてください。各国大使館等が行う留学フェアに参加して情報収集するのも良い方法の一つです。
Q. 過去に留学をされた方から話を聞くことはできますか?
A. 過去の派遣交換留学生の留学報告書にE-mailアドレス等の連絡先が記載されている場合は、直接連絡をとっていただいて結構です。
Q. 留学先で専門分野以外の勉強をすることはできますか?
A. 前提として、交換留学先では、所属大学(本学)で履修している分野・科目と同等の分野・科目を履修することとなります。協定校側で履修のための要件や人数制限等が定められていない場合に限り、専門分野以外の科目を履修できる可能性があります。
Q. 交換留学中の学費はどうなりますか?
A. 派遣交換留学生は、留学先大学での学費は免除されますが、慶應義塾大学の学費を本学に納めます。詳細は「留学中の学費」をご覧ください。
Q. 留学費用はいくらぐらい必要ですか?
A. 留学先の国や地域、また過ごし方によっても大きな差があります。留学先大学のWebサイト、過去の派遣交換留学生の留学報告書等を参考にしてください。

出願について

Q. 学部1年生が出願すると不利なのですか?
A. 学部1年生であるということ自体が、選考上大きく不利に働くことはありません。ただし、学部1年生は学内選考の準備に当てられる期間が他の学年に比べ短いことから、より積極的な準備が求められます。また留学先で履修できる科目に制限があったり、専門分野を学ぶための基礎知識が十分でない場合があります。
Q. 学部生と大学院生はどちらが有利ですか?
A. 選考では、学部生なら学部生の資質が、大学院生なら大学院生の資質が十分にあるかということが審査されますので、どちらが有利ということはありません。
Q. 成績・語学力はどの程度選考に関係ありますか?
A. 選考は総合評価ですので、成績のみあるいは語学能力のみで決まるものではありません。選考では、提出されたすべての書類が評価の対象になるとお考えください。
Q. 志望大学は第6志望まで書く必要がありますか?
A. 記入する志望大学の数は任意です。志望大学について丁寧に調べ、本当に留学を希望する大学のみを選択してください。学内選考通過後は、原則として留学の辞退を認めていません。記載されている志望大学が少ないあるいは多いことが、学内選考上、大きく有利・不利に働くことはありません。ただし、志望大学が少ないと、希望者数が当該大学の募集人数を超える場合には、相対評価が行われるため、留学できなくなる可能性が高まります。
Q. 留学先での学習・研究計画書は志望大学それぞれについて書く必要がありますか?
A. それぞれの大学ごとに書いても構いませんし、第1 志望に焦点を当てて書いて頂いても結構です。「自分のやりたいことは××なので、それは○○大学でも△△大学でもできる」といった書き方でもかまいません。特に決まりはありませんので、志望大学についてよく調べ、「自分がどの大学で何を学びたいのか」を十分アピールしてください。
Q. 志望校別志望理由欄にて所属を希望する学部・学科名を記載する部分には、学科名まで書かなければならないでしょうか?
A. 募集要項や現地大学のウェブサイトにて学科名が確認できない場合、最低限、所属を希望する学部名や分野が記載されていれば問題ありません。
Q. 同一の留学先で、所属を希望する学部・学科が複数あります。その場合は、志望校別志望理由欄にて、どのように記載すればよいでしょうか?
A. 所属を希望する学部・学科が複数ある場合は、カンマで区切るなどして、希望の学部・学科を列記してください。
Q. TOEFL/IELTSのスコアが出願に間に合わないのですが、その場合出願できませんか?
A. スコアは出願時に必要です。出願時に間に合わない場合は、出願を受け付けません。ただし、オンラインで閲覧できるスコアのプリントアウトでも受理します。なお、スコアのプリントアウトに氏名や受験番号等の記載がない場合は、本人確認ができませんので、その場合は必ず、受験票等をあわせてアップロードしてください。また、IELTSでは、Investigation(IELTS本部が受験者にランダムで行っている調査)の対象になると、試験結果が届くまでに通常より大幅に時間を要します。TOEFLにおいても、再採点を依頼しているうちは、テストスコアは無効となるため、こうした事態が発生した場合でも期日までにスコアを提出できるよう、必ず余裕をもって受験するようにしてください。いかなる場合においても、期日後の提出は認めていません。
Q. TOEFL/IELTSの点数が低い場合、出願できませんか?
A. 英語の語学能力証明書が必要な大学への留学を希望する場合には、TOEFL iBT総合70点以上もしくはIELTS総合5.5以上であることが求められます。学内出願資格として定める最低限の基準です。学内選考出願時点で各協定校の別途定める英語最低要件も満たす必要があります。
Q. 英国の大学への留学を志望していますが、TOEFL iBT のスコアしか持っていません。出願できますか?
A. TOEFL iBTのスコアが各協定校の募集要項に記載されている場合であれば、学内出願は可能です。ただし、英国ビザ取得や留学先大学への出願の際に、IELTSのスコアが必要になる場合があります。その場合は、速やかにIELTSを受験し、必要点数を満たすスコアを取得する必要があります。
Q. TOEICで700点位とれましたが、TOEFLと換算ができますか?
A. TOEFLとTOEICの点数換算はできません。必ず出願に間に合うようにTOEFLやIELTSを受験してください。
Q. TOEFLスコアの"Test Taker Score Report"でも出願できますか? "Test Score Report"と"Official Score Report"はどう違いますか?
A. 慶應義塾大学交換留学プログラムに出願する際には、"Test Taker Score Report"を用いてください。"Test Taker Score Report"は受験者用控えスコア票で、受験後に米国ETSより受験者宛てに送付されるもので、原則として再発行はありません。あくまで受験者の確認用であり、多くの場合、公式なスコア票としては認められません。"Official Score Report"は公式なスコア票で、受験者の希望により米国ETSから直接志望団体に送付されるもので、受験者には送付されません。これは、公式な目的でスコア票を提出させる際に改ざんができないよう配慮されているためです。
参照: https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/faq4.html
Q. TOEFL iBTのMy Best Scoresは学内選考の出願に使えますか?また、IELTS One Skill Retake Scoresは学内選考の出願に使えますか?
A. TOEFL iBTはTest Date Scores のみ有効とします(My Best Scores は評価されません)。 また、IELTS One Skill Retake Scores は受け付けません。
Q. TOEFLのスコアが、出願期間のあとすぐに切れてしまいますが、大丈夫ですか?
A. TOEFLのスコアの有効期限は受験日から2年間です。スコアの有効期限が出願締切日の翌日以降であれば、学内の出願には問題ありません。ただし、学内選考通過後、留学先大学に出願するまでに、再度必要点数を満たすスコアを提出しなければなりません。
Q. 語学能力試験(英語を除く)の結果が、募集締め切りに間に合いませんが、大丈夫ですか?
A. 出願時に必要な証明書について、「出願方法」および「語学能力試験・学力テスト」を確認してください。言語によって必要書類が異なります。
Q. 「語学担当教員による語学能力証明書」にて提出したい場合、どのような手続きとなりますか?
A. 語学教員作成の証明書は、依頼した教員から直接国際センター宛にオンラインフォームで提出されます。希望する授業を担当する教員に事前承諾を得てください。詳しい手続きは「出願手続き」内の「語学教員作成の語学能力証明書での提出手続き」を参照してください。
Q. 学内選考では複数校合格は出ますか?
A. 合格となるのは志望している協定校のうち1校のみです。

留学先大学について

Q. どんな授業でも履修できますか?
A. 前提として、交換留学先では、本学で履修している分野・科目と同等の分野・科目を履修することとなります。協定校側で履修のための要件や人数制限が定められていない場合に限り、専門分野以外の科目を履修できる可能性があります。各協定校の履修可能な分野は、学部生であれば国際センターWebサイト内の協定校別募集要項のUndergraduate programs open to exchange students の欄を確認してください。一般に協定校にて学ぶことができる学部・学科等が記載されています。
なお、Business/Management, Economics, Law, Computer Science, Architecture, Design, Medicine, Nursing等、専門性の高い分野においては、一般的に、交換留学生に対し、何らかの履修制限を設けているケースが多くあります。ご自身の慶應での履修状況と、協定校にて交換留学生向けに開講されている分野・科目を照らし合わせ、履修可能な科目が十分設置されていることをよくご確認ください。また、上記以外の分野においても、科目により履修のための要件が定められていたり、人数制限が設けられていたりすることがありますので、希望した科目がすべて履修できるわけではないことは、あらかじめご承知おきください。
Q. どんな場所に住むのですか?
A. 留学先大学によって若干異なりますが、基本的には留学先大学の寮または留学先大学の紹介するアパートや宿泊施設での滞在となります。なお、交換留学先での宿舎は保証されていないため、派遣先大学が提供する宿舎に入居できなかった場合は、自身で民間の宿舎等を手配する必要があります。また、宿舎の手配にあたっては、本学国際センターでは物件の斡旋や情報提供等、部屋探しに関するサポートはできかねますので、あらかじめご承知おきください。
Q. 授業は留学生のために設置された授業を履修することになりますか?
A. 基本的には、現地の学生と同じ授業を履修することになります。一部の大学では、留学生用に開講された授業を履修することがあります。
Q. 期間を延長(短縮)して留学できますか?
A. 慶應義塾大学派遣交換留学は1学年間が基本ですので、延長(短縮)はできません。交換留学では派遣先大学での学位取得や派遣期間満了後の編入はできません。

就職活動について

Q. 留学すると就職活動は不利になりませんか?
A. 自分が自信を持って「これを学んだ、こんな経験をしてきた」ということを就職活動の際にアピールすることができれば、むしろ有利になる可能性もあります。ただし、希望している職種によっては就職活動の時期が限定される場合がありますので、各自事前に就職担当窓口で確認しておく必要があります。なお、留学先大学に留学中は、休暇以外の時期に就職活動等のため一時帰国することや、自己都合により留学期間を切り上げて早期帰国することは一切認められません。
Q. 就職活動の為に帰国を早めることはできますか?
A. 留学中は派遣先大学での学業に専念することが求められます。交換留学の期間は、派遣先大学における1学年間です。個人の判断で留学期間を短縮することはできませんので注意してください。最終試験終了まで在籍して初めて留学期間を満了したとみなします。就職活動を理由として学期中に一時帰国することや、自己都合により留学期間を切り上げて早期帰国することは一切認めていません。

単位認定・進級・卒業について

Q. 取得してきた単位は卒業単位として認められますか?帰国後、進級できますか?
A. 単位の認定は、帰国後に所属学部・研究科の学事担当へ「単位認定願」を提出し、教授会または研究科委員会等で審議のうえ決定されます。進級については、遡及進級の要件を満たしているかどうかにより決定します。詳しい手続きについては、 各学部・研究科学事担当者に確認してください。→詳細
Q. 4年間で卒業できますか?
A. 卒業、および帰国後の遡及進級については、各学部・研究科により条件が異なりますので、各学部・研究科学事担当者に確認してください。→詳細