オックスフォード大学クライストチャーチ・コレッジ夏季講座 体験談2

体験談2 2012年度参加  経済学部2年 A・Sさん

【一日の様子】

毎朝7時に起床。寮の地下でシャワーを浴びて帰ると、同じ部屋のSさんに「おはようございます!」と挨拶します。これが一日の始まりでした。毎日出される課題を確認してから、朝ご飯を食べに行きます。芝生に囲まれたコレッジの中を歩くのは、非常に爽やかでした。
9時になると鐘の音と共に英語の授業が始まります。午前の授業は90分×2でしたが、その間にはティータイムがありました。紅茶の横にクッキーを乗せながら他のクラスのメンバーや先生とお話をするのは贅沢な時間でした。

ブッフェ形式の昼食をとった後、午後の授業がスタートします。私が受講したのは21世紀の環境と経済が主題のインタラクティブな講義でした。講義では自主的な発言が強く求められ、プレゼンを毎回のように行いました。教室内に留まらず、オックスフォードの豊かな自然の中で考えさせるという教授の指導方法はとても印象的です。自然に恵まれたオックスフォードならではの講義を実感しました。

 

 

頭を使った午前と午後の講義が終わると、歴史あふれるクライストチャーチ内の観光がありました。映画ハリーポッターが撮影されたコレッジということもあり、友達と「あっ!このシーン!」とか言いながら歩くのはとても楽しかったです。マントを着ながら魔法を使ってみたくなりました。休日にも教会に行ってみたりして、クライストチャーチの歴史を存分に感じることができました。

 

夕食も朝・昼と同じく、ハリーポッターのモデルとなったダイニングでTAや友達と会話しながら優雅な食事を頂きました。その後にはイギリスらしくPub Quizなどを楽しみました。洋楽好きの友達のおかげもあり、僕たちのチームが勝ったことは強く思い出に残っています!

【休日の過ごし方】

土曜日は主にイギリス観光、日曜日は自由行動という週末でした。紙袋に入ったランチを携えバスに乗り、草原を目にしながらWarwick Castleへと訪れました。芝生の上で、せっかくイギリスに来たのだから!と友達と一緒にフィッシュアンドチップスを食べ、クジャクを横にのんびりと見ながら過ごしました。とても贅沢な時間でした。午後にはストラットフォードに行きました。シェイクスピアの生家を訪れ、ユニオンジャックを見ながら、川のほとりをゆっくりと散歩をして楽しみました。夕食は素晴らしく晴れた天気だったので、レストランのテラス席に座って、近寄ってくる白鳥たちと食事を楽しみました。その後、シェイクスピアの劇を鑑賞し、クライストチャーチに帰ってきました。その日は夜遅かったので、みんなもヘトヘトでしたが、イギリスの休日を満喫することができました。

 

【現地の街の様子】

この短期プログラムを通して、様々な環境下で学ぶことの楽しさを知りました。クライストチャーチは非常に歴史あるコレッジで、私が泊った寮の真上の部屋は「不思議の国のアリス」の著者、ルイス・キャロルが住んでいた部屋ということを聞きました。国が違えば当然、歴史・伝統も違います。日本と違う文化圏、しかも大学に訪れることによって、新たな知識の習得を期待できると思います。オックスフォード大学クライストチャーチ・コレッジのプログラムは単に英語能力の向上だけでなく、文化を知ることの楽しみを気づかせてくれると思います。

 

「イギリスが好き!」

「交換留学を控えている!」

「オックスフォード大学で学びたい!」

動機は様々でしょう。TAを含め、様々な人と充実した経験を共有した美しい4週間でした。ヒースローから帰る頃には絶対に「もっと居たい!」という気持ちになっていると思います。ぜひこのプログラムをお勧めしたいです。

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