ケンブリッジ大学ダウニング・コレッジ夏季講座 体験談2

体験談2  2011年度参加 法学部3年 T・Kさん

【ケンブリッジでの平日】

起床→朝食→授業→昼食→授業→自由時間→夕食→自由時間
という感じです。授業や食事の時間は決まっていましたが、それ以外の時間をどう使うかは学生に全て任されています。自由度が高いこともあり、本当に楽しく充実した生活を送れました。
そんなケンブリッジでの生活を、少し紹介したいと思います。

【ケンブリッジの朝】

毎日朝が本当に眠かったです。毎晩フラットの友人達との話が盛り上がりすぎて、寝るのがいつも深夜になってしまいました。夜中自分の部屋に戻ったらハチがいて、友人を叩き起こして戦って寝不足になったこともありました。しかしケンブリッジには勉強をしに来ているので、そこは忘れず朝は必ず起きて朝食に向かいます。

【ダウニングでの食事】

食事は朝、昼、晩全て自分で量が調整できるので、食べたい人はお腹いっぱい食べられます。ある日の食事でのこと、隣の女の子がとても美味しそうにヨーグルトを食べていたので、自分もヨーグルトをとってみました。するとラベルに「rice」の文字が。食べてみるとヨーグルトの中に本当にご飯が入っていました。日本とは違う食生活を楽しめるのも一つの魅力かもしれないですね。
米で思い出しましたが、日本人としてやはりお米は恋しかったです。隣の部屋の友人が、カップヌードル十数食分を日本から持ってきたのは衝撃的でした。日本食が恋しくなり、夜中に友人達と食べたカップラーメンも、今となっては良い思い出でです。

【ダウニングでの授業】

前半2週間は英語を学び、後半2週間は3つのストランドに分かれてそれぞれの分野を学習します。私はWorld Politics and International Relationsを選びました。自分は英語が苦手なので、講義で分からない部分もありました。しかし、そこはTAがちゃんとフォローしてくれます。TAにお願いして授業後部屋に来てもらい、マンツーマンで講義の復習を手伝ってもらったこともありました。

 

【自由時間について】

ダウニングには広大な芝生があるので、自分はそこで友人達と共にインドの学生達とサッカーをしました。テニスをしたりバスケをしたりと過ごし方は様々です。また、街に買い物に出かける人もいればケンブリッジの様々なカレッジを観光している人もいました。またTA達が色々と企画してくれるので、それに参加してみるのも面白いです。クイズ大会や映画鑑賞、ゴーストツアーやTAが所属するカレッジ散策など本当に沢山の企画をしてくれます。

 

【最後に】

ケンブリッジでの生活を通じて得た最も大切なものは、「友達」だと思っています。ケンブリッジで出会ったTA達は頭脳だけでなく人柄も本当に最高でした。また共に参加した日本の仲間達にも、親友と呼べる友人が数多くできました。特に同じ建物で生活した人は自分にとって家族の様な大切な存在です。プログラムの終了日、日本の多くの学生が目に涙を溜めていました。最高の友人たちと、素敵な街と素晴らしい大学で過ごす1ヶ月は一生の宝物です。
このページをご覧になっている方は、少しでも興味があったから見られたのだと思います。ぜひその興味を行動に移して、最高の1ヶ月を送ってみてはいかがでしょうか。

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