パリ政治学院春季講座 体験談2

体験談2 2008年度参加  経済学部3年 女子


【休日の風景】
ある日曜日にヴェルサイユに行きました。ヴェルサイユというとツアーで行くイメージが大きいと思いますが、RERという街中からパリ郊外まで延びている電車があるので、それに乗ると安い運賃で行くことが出来ます。個人で行くと時間に制限がないのでゆっくりと観光することが出来ます。

朝早く行った方がいいというアドバイス通り、開館前に到着しました。朝早いからか、日曜日にもかかわらずそんなに混んでいない印象を受けました。その分じっくりと見ることが出来ました。有名な鏡の間はもちろん、美術館のように絵だけがたくさん飾ってある部屋も回りました。1時間ほどで宮殿内は見終わります。

その後一度行ってみたかったプチ・トリアノンに向かいました。宮殿から庭を散歩しながら行ったのですが、30分ほどかかってしまいました。トラムがあったのでそちらに乗った方が賢明だったなと思います。プチ・トリアノンは開館が12時(宮殿自体は9時)と遅く、フランスらしいなと感じました(笑)。プチ・トリアノンは宮殿の豪華さとは違い普通の家といった面立ちで、マリー・アントワネットが宮廷生活に疲れプチ・トリアノンで暮らした気持ちが理解できるような気がしました。

プチ・トリアノン周辺には王妃の農村といって農村を再現した場所があります。水車小屋やぶどう畑、また農場もあり、牛や馬、鳥といった動物もいることに驚きました。とてものどかで、まるでフランスの田舎に来たかのような錯覚を覚えました。

夕方にはパリに戻り、ホテルの隣にある大きなスーパーで食材を購入しました。あまりにも大きいのでどこに何があるのか分からず、また野菜一つとっても様々な種類があり、迷ってしまいます。野菜の豊富さ・安さは農業国フランス、またEUのシステムならではだと感じました。このスーパーは滞在中何度もお世話になりました。 
 


(授業前の様子)


(パリ政治学院校舎前)


(語学研修用の教室)

 

 

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