語学研修を目的とした留学
	 語学研修で成果をあげるには、留学する国や地域、プログラムの目的、授業時間や費用などに関する情報を集めて比較検討し、自分の目的や条件にあったプログラムを選択することが重要です。情報収集にあたっては、第三者が作成した日本語による情報だけに頼るのではなく、必ず自分が留学しようと考えている機関が作成した冊子や Web サイトなどを確認してください。また、日本学生支援機構(JASSO)が作成している海外留学情報ページに、言語別の語学研修についてわかりやすく説明されていますので、参考にしてください。
	参考情報として、以下に簡単なガイドラインを記載しておきます。
プログラム選択のガイドライン
| 国・地域 | 
					言語によっては、いくつかの国や地域で語学研修を受けることができる場合があります。それぞれ、文化や気候などの環境が異なるので、自分にあった場所を選択すること。また、国によっては、専門の機関や協会によるプログラムの認定や登録の制度がある場合がありますので、確認してみてください。 | 
|---|---|
| プログラムの目的 | 
					一般的な語学研修コースや留学準備を目的としたコース、Business や Law といった特定分野に特化したコース等、自分にあったコースを選択するとよいでしょう。 | 
| 授業時間 | 週に何時間の授業が行われるかを確かめましょう。20 時間以上が望ましいです。 | 
| レベル編成 | 
					入学時にクラス分けテストを実施し、各人の語学能力に合った授業を行っているか確かめましょう。細かく分かれている方が望ましいです。 | 
| クラスサイズ | 何人制のクラスかを確かめましょう。少人数である方が望ましいです。 | 
| 講師 | 
					言語学(Linguistics)や教授法(TESOL)などの分野を専門とする講師であることが望ましいです。分からない場合は、問い合わせてみましょう。 | 
| 費用 | 授業料と生活費、その他の必要経費(アクティビティ料金等)についても確かめてみましょう。 | 
| 課外サービス | 
					• 宿泊施設:語学研修参加者のための宿泊施設が確保されているかどうか、ホームステイ・プログラムが組み込まれているかどうかは、事前に確かめましょう。確保されていない場合、アパートやホームステイ先を紹介してくれるかどうかを確認した方がよいでしょう。 
					• 大学附属の英語学校に入る場合、その大学の図書館などの施設を利用できるかどうかも調べておくとよいでしょう。また、上級コース受講者は大学の正規の授業を聴講できる場合もあります。 | 
手続きの流れ
| STEP 1 情報収集と留学先の選定 | 入学希望時期の半年程前には、語学学校の Web サイト等で情報収集をしましょう。 | 
|---|---|
| STEP 2 出願 | 参加したいコースの締め切り期限までに申し込みを行いましょう。 | 
| STEP 3 入学許可 | 入学許可書が届いたら内容を熟読し、記載内容に間違いがないか確認しましょう。 | 
| STEP 4 参加費の支払い等 | 
					留学するプログラムからの指示に従って、授業等の費用を支払います。また、寮などの宿泊施設についても確認しましょう。 | 
| STEP 5 ビザ(査証)申請・ 航空券・海外旅行保険の手配 | 
					留学期間や週の授業時間数によってはビザが必要になる場合があります。事前に確認をして、大使館 / 領事館にて申請をしましょう。また、出発日から帰国日までを補償する海外旅行保険に必ず加入してください。 | 
