2022年度日本学生支援機構(JASSO)海外留学支援制度(協定派遣)および慶應義塾大学交換留学生(派遣)奨学金 募集要項(第3期応募者対象)

Updated: September 22, 2022

例年よりも募集期間を前倒ししております。締切厳守となりますので、早めに準備を進めてください。

2022年度派遣交換留学生(第3期応募者)を対象とした「①日本学生支援機構(JASSO)海外留学支援制度(協定派遣)」と「②慶應義塾大学交換留学生(派遣)奨学金」を併せて募集します。それぞれの奨学金の条件を考慮の上、家計状況を重視し、公正に選考を行います。

各奨学金の概要について下記を参照のうえ、下記の要領で応募してください。 なお、応募に関しては共通申請書となり、①②両奨学金が選考対象となります。ただし、①②両奨学金を同時に受給することはできません。

奨学金の概要

①2022年度日本学生支援機構(JASSO)海外留学支援制度(協定派遣)

<重要>
「①日本学生支援機構(JASSO)海外留学支援制度(協定派遣)」は、これまで外務省「海外安全ホームページ」上にて感染症危険情報レベル1以下の国が支給対象でしたが、2021年8月以降、感染症危険情報レベル2または3の場合も支給対象となりました。

なお、奨学生に採用された場合においても、現地への渡航が叶わずオンライン留学となる場合には支給が出来ませんので、予めご了承ください。

趣旨

海外留学支援制度(協定派遣)は,我が国の大学が,諸外国の大学と学生交流に関する協定等を締結し,それに基づき,諸外国の大学へ短期間派遣される学生に対して、日本学生支援機構(JASSO)が留学に係る費用の一部を奨学金として支援することにより,グローバル社会において活躍できる人材を育成するとともに,我が国の大学の国際化・国際競争力強化に資することを目的とする。 この募集は特に慶應義塾大学の派遣交換留学生を対象として、国際センターを通じて、この奨学金を申請するものとする。

支援の内容

  • 派遣先大学在籍期間、地域により月額6〜10万円を給付 ※申請するにあたり、所得制限等はありません。

派遣先地域による奨学金月額一覧

  • 上記月額に加え、一定の条件を満たす者に限り、渡航支援金として32万円を給付※(月額支給金額に加えて、経済的に困窮した留学希望者が下記の家計基準を満たした場合に、渡航等に必要な費用を支援することを目的として支給される可能性があります。)
※渡航支援金については、原則、2021年度中の世帯所得金額(父母共働きの場合は父母の合算額)が次の金額である派遣学生を対象とする。
 給与所得のみの世帯     :年間収入金額(税込)が300万円以下
 給与所得以外の所得を含む世帯:年間所得金額(必要経費等控除後)200万円以下
この度、2021年度中の家計基準が渡航支援金の支援対象とならない派遣学生のうち、新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変した者については、特例措置として、家計急変後の所得見込み金額が上記に記載の渡航支援金支給対象となる家計基準を満たしている場合は、渡航支援金の申請が認められることになりました(新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変したことを公的書類により証明することができる者のみ対象)。
対象者につきましては、追加書類の提出が必要です(詳細は、応募について>必要手続き②をご確認ください)。

支援の対象者

  • 2022年度第3期 派遣交換留学生(国際センターが募集する全塾生対象の派遣交換留学に限る) 
    ※各部局間交換留学の塾生は募集対象外です。
  • 日本国籍を有する者又は日本への永住が許可されている者(特別永住者を含む)

募集人数

若干名

出願資格

  • 学業成績表(keio.jpで確認すること。成績証明書と異なるので注意)における前年度の成績(累積ではありません)の「JASSO用成績係数」が3ポイントスケールで2.30ポイント以上である者

■ 「JASSO用成績係数」の計算方法:

成績評価

5段階評価

S

C

D

成績評価ポイント

3

3

2

1

0

■ 計算式:

  ((評価ポイント3の単位数×3)+(評価ポイント2の単位数×2)+(評価ポイント1の単位数×1)+(評価ポイント0の単位数×0))
                                   総登録単位数

*(S, A, B, C, D以外の成績、G, P, ?(クエスションマーク)等は計算時に考慮しないこととする)

  • 留学の目的及び計画が明確で、留学による効果が期待できる者(学部生は、一定のカリキュラムの履修により、単位が認定される者)
  • 経済的理由により、自費のみでの留学が困難な者(家計基準については、慶應義塾大学 奨学金案内のP9に記載の「家計基準のモデルケース」の「機構 第二種」の部分の基準を参考にしてください。こちらはあくまで目安ですので、この基準を超えていても申請は可能です。)
  • 留学終了後、在籍大学に戻り学業を継続し、在籍大学等の学位を取得する者又は卒業する者
  • 他団体等から留学のための奨学金(渡航に係る費用及び返済が必要な貸与型奨学金や学資ローンは含まれない)を受ける場合は、他団体等からの奨学金の支給月額(複数の団体等から受ける場合は合計金額の月額換算額)が、本制度による奨学金月額を超えない者 
    ※支給団体側においては、本制度の奨学金との併給を認めない場合があるので、支給団体側に確認すること。日本学生支援機構が実施する国内奨学金「第一種・第二種奨学金」(貸与型)との併給は認める。日本学生支援機構が実施する「国内の給付奨学金」との併給は認められません。
    ※他の奨学金に渡航に係る費用が含まれている場合は、「渡航支援金」と併給することは出来ません。
  • 留学出発前、留学中、および帰国後にJASSOから求められた各種手続、各種報告書類を必ず期限内に提出できる者

②2022年度慶應義塾大学交換留学生(派遣)奨学金

<重要>
「②慶應義塾大学交換留学生(派遣)奨学金」の支給条件も、
「①日本学生支援機構(JASSO)海外留学支援制度(協定派遣)」同様に、感染症危険レベル2または3の場合も支給対象とします。なお、奨学生に採用された場合においても、現地への渡航が叶わずオンライン留学となる場合には支給が出来ませんので予めご了承ください。

趣旨

本奨学金は、留学の奨励を図るため、派遣交換留学制度を通じて、留学することに意欲を持ちながらも、経済的理由により留学することが困難な学部学生ならびに大学院生を支援することを目的とする。    

支援の内容

  • 留学支援金として50万円を留学出発前に給付    

支援の対象者

  • 2022年度第3期 派遣交換留学生(国際センターが募集する全塾生対象の派遣交換留学に限る) 
    ※各部局間交換留学の塾生は募集対象外です。
  • 国籍、在留資格は問いません    

募集人数

  • 若干名 

出願資格

  • 留学の目的及び計画が明確で、留学による効果が期待できる者
    • 経済的理由により、自費のみでの留学が困難な者(家計基準については、慶應義塾大学 奨学金案内のP9に記載の「家計基準のモデルケース」の「機構 第二種」の部分の基準を参考にしてください。こちらはあくまで目安ですので、この基準を超えていても申請は可能です。)
    • 注意1:本奨学金は、他団体等から留学のための奨学金との併給を認めますが、他団体等から奨学金を受ける場合、当該奨学金支給団体側においては、本制度の奨学金との併給を認めない場合があるので、当該団体に確認すること。

応募について

①と②の奨学金は共通の申請書で応募できますが、①と②の奨学金を同時に受給することはできません。
応募には下記、「①オンライン申請」及び「②郵送または三田学生部国際交流支援グループ窓口での書類提出」の両方が必要となります。どちらも完了した場合のみ選考を致します。

必要手続き① オンライン申請

こちらよりオンライン申請を行って下さい。

※オンライン出願中の途中保存は出来ません。家計状況等を詳細に記入頂く必要がありますので、下記を必ず事前に確認し準備を行った上で入力を始めてください。

オンライン申請にて入力が必要となる内容

給与収入・事業収入・事業所得の確認方法

必要手続き② 郵送または三田学生部国際交流支援グループ窓口での書類提出

以下の書類をパソコンでタイプもしくは黒のボールペンを使用して記入し,番号順に揃え,左上をホチキス止めして提出してください。クリップ止めは不要です。

(奨学金申請チェックリスト)
1. 奨学金申請チェックリスト(所定用紙)PDF形式
(奨学金に関する書類)

2. 最新の学業成績表のコピー(keio.jpにて確認をした学業成績表のコピー)

(収入・世帯事情に関する書類)
家計状況を審査するための書類は家族構成や収入形態によって、異なります。
収入・世帯事情に関する書類詳細(P42-49参照)を熟読し、必要な書類を確認してください。

これら収入および世帯事情に関する書類は、国際センターが募集する奨学金に応募する際の選考書類です。他の奨学金に応募する場合には、改めて書類一式が必要です。ご注意ください。

3. 最新の所得証明書(父)
   ※2022年1月1日現在に世帯所在地のある市区町村役所で発行可能。原則として令和4年度(令和3年分)の所得証明書を提出してください。
※収入0円の場合でも、収入0円・総所得0円と記載されたものが必要です。
※収入・金額等が"*****(アスタリスク)"等で目隠しされているものは原則受け付けできません。
※海外勤務で発行されない場合は、その旨を一筆、署名付でご提出ください。
※収入・世帯事情に関する書類詳細(P44)要確認

4. 最新の所得証明書(母)
   ※2022年1月1日現在に世帯所在地のある市区町村役所で発行可能。原則として令和4年度(令和3年分)の所得証明書を提出してください。
※収入0円の場合でも、収入0円・総所得0円と記載されたものが必要です。
※収入・金額等が"*****(アスタリスク)"等で目隠しされているものは原則受け付けできません。
※海外勤務で発行されない場合は、その旨を一筆、署名付でご提出ください。
※収入・世帯事情に関する書類詳細(P44)要確認

5. 収入・世帯事情に関する必要書類(父)
   ※収入形態・世帯事情により,必要書類が異なります。
   必ず「収入・世帯事情に関する書類詳細(P42-49参照)」で用意すべき書類を確認してください。

6. 収入・世帯事情に関する必要書類(母)
   ※収入形態・世帯事情により,必要書類が異なります。
   必ず「収入・世帯事情に関する書類詳細(P42-49参照)で用意すべき書類を確認してください。

7.  収入・世帯事情により特別控除がある場合の必要書類(該当者のみ)

以下から必要書類をダウンロードすること。

     - 年収見込証明書
     - 海外勤務および給与支払(見込)証明書
     - 生活状況報告書

8.  新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変した者の渡航支援金に係る必要書類3点(該当者のみ、2021年度中の所得が渡航支援金の家計基準を満たしている場合は提出不要。)

     1)新型コロナウイルス感染症の影響による家計急変に関する申請書(ダウンロードして記入)

     2)家計急変後、申請時点で直近の1ヵ月の収入額を確認出来る書類の写し(給与明細等)     

     3)新型コロナウイルス感染症の影響に対する公的支援の受給証明書の写し(国・地方公共団体又はその他の公的機関(独立行政法人、認可法人、特殊法人又はそれらに類するもの)が実施している、新型コロナウイルス感染症の影響に対する各種公的支援を受けていることを証明する書類。)       

学内応募締切応募期間
(「①オンライン申請」および「②郵送または三田学生部国際交流支援グループ窓口での書類提出」)

<募集期間>
2022年10月3日(月)~ 11月4日(金)16時45分まで(必着)
必要手続き①および②のどちらも、上記応募期間に完了させる必要があります。
応募書類は応募開始日から上記学内締切まで随時受け付けます。締切を過ぎてしまった応募書類は一切受け付けません。
記録の残る郵送手段(レターパックライト、レターパックプラス、書留等)または持参により以下に提出をすること。
<書類提出先>
〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
慶應義塾大学 学生部国際交流支援グループ 海外留学奨学金担当 宛
TEL: 03-5427-1613
また、他キャンパスでは応募書類は一切受け付けませんので、ご注意ください。

結果通知・その他

  • 最終選考結果は12月上旬(予定)までにメールでお知らせします。
  • 既に他の奨学金を受けている場合、あるいは留学先大学から奨学金を支給される場合は、必ず記入してください。また、そのことが選考の際に考慮されることがあります。
  • 奨学金受給の必要手続きについては、別途受給者にメールにて案内します。

よくある質問 ※随時更新中

<応募について>

・上記の両奨学金に応募するにあたり所得制限はありますか?

→ありません。ただし、申請者の家計状況を重視し、その他申請情報をもとに選考を行います。

・日本学生支援機構(JASSO)海外留学支援制度(協定派遣)の「JASSO用成績係数」は累積の成績での算出は可能ですか?

→不可です。学業成績表(成績証明書と異なるので注意)における前年度の成績のみが算出対象です。累積ではありません。

<オンライン申請および提出書類について>

「所得証明書」と「収入・世帯事情に関する必要書類」の違いは何ですか?

→「所得証明書」は、役所で発行されるもので、所得の種類や総所得金額等を判断するのに必要となります。「収入・世帯事情に関する必要書類」は、勤務先で発行される源泉徴収票や確定申告書等により、最新の収入状況や控除等を判断するために必要となります。

源泉徴収票があっても「所得証明書」は必要ですか?

→必要です。「所得証明書」は、所得の種類(給与収入以外に不動産所得や配当所得等がないか)や総所得金額を判断するのに必要となります。

「所得証明書」と、源泉徴収票や確定申告書の"年"がずれていますが問題ないですか?

問題ありません。「所得証明書」は、一般的には6月から新年度に切り替わります。それまでは、「所得証明書」が1年前の古いものでも問題ありません。提出時点で発行できる最新のものを提出してください。
・年収見込証明書について、勤務先の会社にて記入いただくことが難しい場合どうすればいいですか?
→難しい場合には、勤務先で発行される年収見込み証明書の提出でも問題ありません。ただし、その書類には、年収見込証明書内と同様(給与受給者氏名、直近の月収、賞与を含む今後一年間の支払い総額、勤務先名、勤務先からの押印は必須)の項目の記載があること。

問い合わせ先

慶應義塾大学 三田学生部国際交流支援グループ 海外留学奨学金担当     

  • E-mail: ic-j-scholarship@adst.keio.ac.jp