ケンブリッジ大学ダウニング・コレッジ夏季講座 体験談16

体験談16 2023年度参加 商学部4年 S・Sさん


【授業の様子】

授業は積極的に発言することが重要でした。わからないなら、わからないと発言する。見当がつく、わかる場合は声に出す。このように、不完全でも飛び込んでいくことが求められるので、英語力が鍛えられました。小さいプレゼンや、授業内の発言などで毎日英語を発することで、自信をもって英語を使えるようになると思います。

授業の具体的な内容は、文化理解の授業・専門的内容の授業・SDGsの授業の三つでした。一週目はイギリスやケンブリッジについて学習しました。一週目の最後にはケンブリッジにまつわるプレゼンテーションをしました。2週目と3週目は、5つの分野に別れて、専門的な内容の授業を受けました。私は、Comtemprary Artの授業を受けました。2週目は、午前に座学・午後にフィールドワークという授業構成でした。午後に実際に美術館やスタジオに足を運び、午前中に得た知識を活用して鑑賞しました。3週目は主に最終日のプレゼンテーションの準備をしました。芸術家のお話を聞く貴重な機会もありました。3週目が一番忙しかったです。写真はホールでプレゼンをしたときの写真です。4週目は、SDGsの学術ポスターを作成しました。2・3週目に学習した専門分野の観点からポスターを作製しました。

分からないことを伝えると丁寧に先生やTAの方が答えてくださるので、英語力に自信が無くても大丈夫です。一か月で語彙力や読解力が飛躍的に伸びたわけではありませんでした。しかし、英語での会話の際に、自信をもって参加することができるようになりました。のメンタルが大きく変化したと思います。
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【平日の自由時間の過ごし方】

自由時間は、昼食の1時間弱、授業後の夕食までの1時間、そして夕食後の時間があります。昼食の時間は昼食を楽しむか、お土産を購入しました。ケンブリッジのお店は17時から18時の間に閉まることが多かったです。そのため、ケンブリッジ大学のお土産は昼食を早めに切り上げて買いに行きました。夕食前の時間は中庭でTAとサッカーボールを蹴りながら、会話をすることが多かったです。また洗濯をしたり、課題をやったり、部屋を綺麗にしたりしました。夕食後の時間はTAのアクティビティがある日はそのアクティビティに参加しました。授業で関わらない人と関わる機会なので、おすすめです。どのアクティビティも楽しかったですが、特にRowingが楽しかったです。ボートに乗って川下りをしながら、ケンブリッジの名所を観光できます。写真はRowingの時に取りました。

【休日の過ごし方】

週末は基本現地で仲良くなった慶應の友達と過ごしました。休日はロンドンに行くことが多かったです。土日が合計で7日ありました。ブライトンに1日、パリで2日、あとは全てロンドンにいました。サッカーが好きなので、試合を現地のスタジアムで観戦しました。本場のスタジアムの空気は鳥肌ものです。ぜひ一度足を運んでみてください。ロンドンは、有名な観光名所を訪れる以外にも、沢山観光することがあります。私も含め舞台を観ている人が多かったです。私はTA主催のWicked鑑賞ツアーに参加しました。別日にレ・ミゼラブルを鑑賞している友人もいました。移動は疲れますがロンドン市内を徒歩で移動すると、新しい発見があります。おすすめです。イギリスの電車はストライキが多いので、宿泊や遠出をする際には帰ることができるかをチケット購入時に尋ねると良いです。イギリスからパリへユーロスターという電車を使うと、2時間で行くことができるので、おすすめです。写真は凱旋門を映したものです。パリの夜空の色がとても綺麗で、日本では見ることができない景気を楽しむことができました。イギリスもパリも共通して、写真でしか見たことがないものが実際に目の前にあることに、凄く感動しました。
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【その他」

ご飯は塩味が多いです。イギリスの料理は美味しくないというイメージがもたれがちですが、ダウニングカレッジのご飯はとても美味しいです。ケンブリッジはロンドンと比較すると、治安も良いです。私はこのプログラム以前に海外には一度しか訪れたことがありませんでした。また、英語もスラスラ話せるわけでもなく、むしろ苦手でした。そのため、プログラム参加前はたった一か月ですが、過度に緊張していました。不安が沢山ありましたが、一緒に行く仲間がおり、日に日に成長を感じることのできる環境が整っていたので、充実した一か月を過ごすことができました。ぜひ、参加を迷っている方は挑戦してみてください。濃密な一か月が待っていると思います!!

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