タフツ大学春季講座 体験談1

体験談1  2016年度参加 法学部2年 T・Nさん

“これからの日米同盟を考えるにあたり,非常に有益なプログラムだと思います。”

【1日の様子】
午前に2時間ほど講義を行った後,昼食をはさんで午後にまた2時間ほど講義があり,そしてその後に,TAの方と講義の内容についてディスカッションをする時間がありました。授業が終わった後は,参加者の人たちと夕飯を食べに行ったり,現地の生徒と交流したりしていました。講義の内容は主に日本とアメリカの関係やアメリカの東アジア政策などで,タフツ大学の先生だけでなく他の有名な大学の先生が来て授業をしてくださいました。講義の前には授業に関連する新聞記事や論文を配布され,それを読んでいることを前提として授業が進められていました。最初の方は,専門用語が多い新聞記事や論文に戸惑いましたが,徐々に慣れていき,授業の内容も理解できるようになりました。本講座の最終日には提出する論文の内容をプレゼンテーションする場が設けられており,論文作成におけるアドバイスなどをもらうことができるほか,人前で自分の意見を表明する練習にもなりました。
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(キャンパス内の校舎)

【休日の過ごし方

休日は現地の学生と一緒にボストン中心部の様々なところに行きました。土曜日はボストンバスツアー,ハーバード大学の見学などをしました。ハーバード大学では,ハーバードの生徒がいろいろな施設を案内して説明をしてくれました。いろいろ興味深い話を聞くことができ,ハーバード大学に入りたいという気持ちが少しわきました。ツアーの後はそれぞれ自由に行動することができ,私は数人とともにレッドソックスの本拠地であるフェンウェイパークにいき,さまざまなグッズを購入しました。他のグループにはマサチューセッツ工科大学に行った人もいました。日曜日には,ボストン市内の美術館を巡りました。ボストン美術館は非常に大きな美術館で見て回るのにかなり時間がかかりました。日本の仏像や古代エジプトの遺産を見ることができ,非常に感銘を受けました。土日以外にも,授業後に映画を見に行ったり,バスケットボールの試合を観戦しに行ったりと非常に楽しいイベントがありました。

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(ハーバード大学の門)
【現地の町の様子
今回私たちが行ったタフツ大学は,ボストンの中でも比較的中心部から離れた場所に位置しているメドフォードという場所にあります。滞在したホテル周辺にはレストランや日本食を扱うスーパーなどがあり,食べ物を調達するには非常に良い場所でした。環境としては非常に静かな場所で,勉強するのに適した場所だと思いました。他方,ボストン中心部は非常ににぎやかで都会的な街並みでした。アメリカ独立戦争の舞台となった地でもあるので,古い町並みや世界史の教科書に出てくるボストン茶会事件の船などが展示されている施設があり,非常に感動すると思います。
 
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(ボストンの町並み)
 
【最後に
このプログラムは決して楽な講座ではないですが、非常に楽しく、そしてアメリカから日米同盟を見るといった非常に興味深いことを学ぶことができる講座だと思います。これからの日米同盟を考えるにあたり本プログラムは非常に有益なものだと思います。