パリ政治学院春季講座 体験談14

体験談14 2019年度参加 商学部2年 A・Sさん

【一日の様子】 

7:30に起床、9:30にホテルを出発し、大学に向かいます。1コマ2時間の講義を2から3つほど受けます。18時から20時ごろホテルに帰宅します。就寝時刻は22時から23時ごろでした。 

 

【食べ物について】 

外食すると一食10€ほどかかります。ほぼ自炊し、平日の昼食も自分で作ったサンドイッチを大学に持っていきました。 

近所のスーパーに売っている冷凍食品が美味しくて、調理も簡単なのでお勧めです。 

ホテルのすぐ近くにパン屋さんがあるので、そちらを利用することもできます。 

 

【休日の過ごし方】 

2日ある休日のうち、1日は観光、あとの1日はエッセイを進める、休養するなどが理想的だと思います。2日とも遠くまででかけ、疲れて体調を崩す、平日の講義で寝てしまうというケースもありました。本末転倒だと思うので、計画的に無理のない範囲で行動することを心掛けるべきです。 

ただフランスは世界一の観光国です。ぜひメリハリをつけて楽しんでください。 

 

【現地の街の様子】 

美しい街並みです。ただ3月は雨や曇りが多いので少し陰鬱としています。 

スリが本当に多いです。日本人は目立つので格好の標的です。特に人の多い観光地、駅では注意が必要です。服のポケットにものを入れてはいけません。 

 

【学びについて】 

ほとんどが講義形式です。講義で使用されたスライドは学生に送られます。講義の録音も可能です。事前に基本的なEU各機関の働きや経済危機について学習しておくと、講義の理解度がかなり向上すると思います。質問できればよりinteractiveに講義に参加できます。インプットの機会が多いですが、アウトプットの機会は限られています。現地の学生と交流する機会は1日しかありません。ディスカッションで発言できる学生数は限られています。 

講義では積極的に質問し、現地の学生には進んで声をかけるべきです。自発的な姿勢が求められます。教授も学生もとても親切でやさしいので、ぜひ勇気をもって行動してみてください。 

 

【エッセイについて】 

渡航の事前にトピックを決めるとよいと思います。2500語ですから分量はかなり多いです。パリ政治学院大学の図書館で本を借りることができます。 

 

【テストについて】 

  かなり難しい問題が出題されます。