志望大学の選び方

留学プランニングシート」等を使いながら、自分自身の留学の動機や目的を見つめ直しましょう。 留学したい国や大学を限定し、選択肢を狭めるのではなく、留学の動機・目的に照らし合わせたうえで留 学先を選ぶことが、充実した留学生活への第一歩です。留学の動機・目的がはっきりしてきたら、以下の 「志望大学の選び方 ヒント」を参考にしながら、志望する大学を選びましょう。

志望大学の選び方 ヒント

留学先で使用したい言語(留学先大学使用言語)を決める

主にどの言語を使用し学びたいか考えてみましょう。今後ますます英語はできて当たり前という世の中になっていくことでしょう。英語以外の言語、あるいは英語+もう一言語を使って留学することも、ぜひ考えてみてく ださい。

自分自身の語学レベルを把握する

英語を使って留学したい方は、学内選考の出願締め切り3ヵ月前までには、TOEFL iBTまたはIELTSを受験することを強く推奨します。派遣交換留学では、英検やTOEICを語学能力証明書として受け付けませんので注意 してください。言語によっては、年に数回しか試験を実施しないものもあるので、注意しましょう。

協定校別の出願資格を確認する

学内選考の出願資格だけでなく、協定校別にも出願資格(学年・語学レベル・GPA等)が定められています。よく確認 してください。

大学の規模・授業スタイル・環境を調べる

本学のような大規模な総合大学で学びたいか、あるいは小規模の大学で学びたいか。授業のスタイルは、講義形式か、ディスカッション形式か。都心のキャンパスがいいか、緑豊かな広大なキャンパスがいいかなど。どのような 特徴を持った大学で、どのような留学生活を送りたいか、具体的にイメージしたうえで、調べてみましょう。多くの 場合、大学の近くに住むことになります。留学先大学=生活の場でもある、ということも忘れないでください。 行き先によって留学費用は大きく異なります。国や地域によってはかなり費用を抑えることも可能です。

学びたい分野や科目が履修できるか確認する

協定校で開講されているすべての科目を、交換留学生が履修できるとは限りません。また、慶應での所属学部や履修科目によって、留学先大学で履修できる科目に制限がある場合もあります。自分が学びたい分野が 履修できる大学を必ず選び、渡航後も柔軟に対応できるようにしておきましょう。

志望大学選択時の留意点

  • 必ず複数の大学を比較検討しましょう。比べることでそれぞれの大学の特徴が見えてきます。
  • ほとんどの協定校で、英語による授業を開講しています(「授業開講言語一覧」をご確認ください)。第二外 国語として学んでいる言語の地域に留学し、授業は英語、日常生活はその第二外国語を使う、というのもおすすめです。
  • 日本でよく知られた大学が、自分の留学先として最も適しているとは限りません。本学の協定校は、たとえ日本ではあまり知られていなかったとしても、世界的には評価の高い大学ばかり。大学の名前やイメー ジだけで志望校を選ぶのはやめましょう。

参考情報:協定校情報の調べ方

協定校別募集要項

協定校別の重要情報をまとめて掲載しています。必ずよく確認してください。国際センターWebサイトの協定校別募集要項は、随時更新しますので、定期的に確認するようにしましょう。

協定校Webサイト

交換留学生向けのWebページを各協定校が作成しています。協定校別募集要項より詳しい内容が掲載され ています。大学の規模や環境、授業の詳しい内容等を知りたいときは、調べてみましょう。協定校別募集要項 に各協定校のURLが記載されています。動画などで大学の魅力をコンパクトに紹介していることもあります。

派遣交換留学生報告書

国際センターのWebサイトに掲載されています(keio.jpの認証が必要)。本学から世界各地の協定校へ留 学した交換留学生による留学生活の報告書です。実際の留学生活をイメージするのに役立つでしょう。ただ し、塾生個人の体験に基づき作成した報告書であり、また記載されている内容は留学時の情報に基づくため、現在では制度やカリキュラムなどが変更されている可能性がありますのでご了承ください。

協定校パンフレット

日吉コミュニケーション・ラウンジ(日吉キャンパス第4校舎独立館地下1階)やグローバル・ラウンジ(三田 キャンパス南校舎1階)では、協定校のパンフレット・案内冊子が閲覧できます。いろいろな大学を一度に比べたい、という時にはぜひ立ち寄ってみてください。