ウィリアム・アンド・メアリー大学夏季講座 体験談18

体験談18 2025年度参加 法学部2年 N・Aさん


【授業がある日の過ごし方

午前中はまずレクチャーを受講し、アメリカの文化や歴史について幅広く学びました。ジェンダーや人種間の教育格差、宗教から食文化や音楽に至るまでテーマは多岐にわたり、どのレクチャーもとても興味深いものでした。その中でも特に印象に残ったのは、バージニア州の原住民に関するレクチャーです。アメリカにおける先住民の歴史や文化を、日本におけるアイヌと琉球民族の存在と関連づけて学ぶ中で、単一の視点では語りきれない歴史の複雑さや多様な価値観について考えさせられました。

レクチャー後は少人数のクラスに分かれ、その日のレクチャーの内容を基にアシスタントの大学院生とディスカッションを行いました。大学院生が質問を投げかけ、それに対してクラス全体で意見を交わす形式で進められました。レクチャー内で登場した専門用語や、背景知識などについて補足してもらって、日米の異なる視点からの理解をより深めることができました。最初のうちは、英語で発言することに対する緊張感や不安が大きく、積極的にディスカッションに参加することをためらっていましたが、毎回のレクチャーやクラスを通じて、徐々に自分の考えを伝えることに前向きになっていきました。

ディスカッションが終わった後は、大学生のアシスタントが提案してくれる大学の周りのお店でランチを食べました。ウィリアムスバーグの街はとても穏やかで明るい雰囲気で、サンドウィッチ屋さんやカフェ、ハンバーガーショップなど沢山のお店があり、毎日飽きることなくランチを楽しめました。個人的に、現地のスターバックスに行くのが夢だったので、何度も行けて嬉しかったです。

午後は、最終日に行うプレゼンの準備を、Focus Groupごとに図書館で行いました。現地大学生のアシスタントと協力し、グループごとに決めた日米比較のテーマに沿ってプレゼン作成を進めました。完成度の高いプレゼンを行えるよう皆で練習を重ね、本番ではその成果を発揮することができました。また、プレゼン後には質疑応答の時間が設けられており、その場で即座に質問に答えるのは難しく感じられましたが、準備の甲斐あって対応することができました。

グループワークの後には自由時間が設けられており、毎日さまざまなオプションのアクティビティを提案してもらえました。アウトレットや現地のスーパーマーケットで買い物をしたり、ウィリアムスバーグの街を観光したり、隣町まで行ったりなど、アメリカの生活を実際に体感することができました。アクティビティ後にホテルに戻った後も、皆でホテルにあるジムに行ったり、カードゲームをしたりなど、楽しい時間を過ごしました。

【休日の過ごし方】

休日には、リッチモンドやワシントンD.C.などの都市を訪れました。これらの日は基本的に自由行動で、自分たちで予定を組み立てながら観光を満喫しました。リッチモンドでは現地の雑貨屋さんや古着屋さんを巡ってお土産を買ったり、フローズンヨーグルトを食べたりしながら、ゆっくりと街の雰囲気を楽しみました。ワシントンD.C.では、スミソニアン博物館やホワイトハウス、国会議事堂など、沢山の有名な場所を訪れました。アメリカの首都である大都市を、自分たちだけで歩き回ることに当初は不安もありましたが、想像していた以上に治安が良く街並みも綺麗で、安心して楽しむことができ、とてもいい経験になりました。

【最後に】

このプログラムは私にとって人生で初めての海外だったため、出発前は不安がかなり大きかったです。しかし、実際に現地で英語を使ってみると、自分の言葉できちんと相手とコミュニケーションを取ることができ、そのたびに少しずつ自信がついていきました。レクチャーやディスカッションがすべて英語で行われる環境は決して容易ではなく、聞き取りが難しい場面や、言いたいことがとっさに出てこない場面もあり、英語力の課題も見えました。それでも、自分なりに工夫や努力をして伝えたことが相手に理解された経験は、今後学習を続けていく上での大きなモチベーションになったと感じています。

現地での生活を通して、文化の違いを肌で感じる場面も多くありました。店員さんのフレンドリーさや、街全体の雰囲気など、どれも日本とは違い、新鮮で学びに満ちていました。また、私は今回1人で参加したため、当初は友人ができるかどうかが心配でしたが、学部も学年も違う参加者と自然に仲良くなって、充実した時間を過ごせました。このプログラムを通じて、語学面での学びを得ただけでなく、自分の視野も大きく広がったと感じています。もしも参加を迷っている方がいれば、ぜひ応募してみてほしいです。きっと、自分の成長につながる貴重な経験が得られると思います。

最後に、このプログラムに関わってくださったすべての方々にこの場を借りて心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました!

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