タフツ大学春季講座 体験談3

体験談3 2017年度参加 総合政策学部1年 S・Oさん

【一日の様子について】

ホテルで朝食を済ませた後10分ほどバスに乗って校舎に移動し、午前と午後に2時間ずつ講義を受けました。授業の内容は中国の発展、日米関係、アジアの領土問題、朝鮮半島、核問題などさまざまで、先生は普段ボストン大学で教られている方達が多かったです。研修1日目に配布されたリーディングを毎日授業前までに読むのは大変でしたが、予備知識が少しでもあると授業を早く理解できました。

午後の講義の後2時間は、タフツ生で日本語を勉強中のTeaching Assistants (TA) やTufts Fletcher Schoolという大学院に通っている日本人の方達と一緒に、その日の授業の内容をおさらいしたり国際関係のトピックでディベートをしたりしました。この時間で研修の最終課題であるプレゼンの練習もさせてもらえたのでとても助かりました。

毎日お昼休みが2時間とたっぷりあったので、その間にメインキャンパスまで歩いてタフツのグッズを買ったり、私たちが授業を受けた校舎の裏にあるスーパーに出かけたりしました。

【休日の過ごし方について】

中華街.jpg

土日はTAと待ち合わせをして地下鉄でボストンの中心部へ出かけました。土曜日は午前にマサチューセッツ工科大学、午後にハーバード大学をそれぞれ生徒さんに案内してもらいました。ホテル周辺に比べて栄えていたので、ツアーの後はそれぞれ大学のグッズを買いに行ったりご飯を食べに行ったりと街を探検しました。日曜日はボストン美術館を半日かけてまわった後、中華街に夕食を食べに行きました。商売運を上げるために街をまわる獅子舞にお供え物を捧げるという旧正月の伝統行事が前日にあったらしく、レストランの前がキャベツと爆竹で溢れかえっていました。また研修最終日の授業後はPrudential Centerというボストンの大きなショッピングセンターで買い物をしました。(⇒右の写真:ボストンの中華街

TAのお家で2.jpg                                                                  (TAのお宅でのホームパティー)

【現地の街の様子について】

私たちが泊まったホテルはメドフォードという場所にあって、住宅地や小さなお店が並ぶ地域でした。ボストン中心部に比べるとかなり静かでしたが、食料や日用品が売っている大きなドラッグストアや簡単にテイクアウトできるレストランがたくさんあったので必要なものは全て揃っていました。

交通機関は研修1日目に配られたCharlie cardにお金をチャージして電車やバスに乗りました(ちなみに運賃は移動距離関係なく1回の乗車につき同じです)。平日の夜や土日などバスの便が少ない時間帯はUberを使って出かけました。

「ボストンは雪が降って日本よりも寒いだろう」と思いスノーブーツを持参したのですが、研修1日目がいきなり20℃と春のような陽気でビックリしました。でも季節の変わり目だったからか、雨や雪が降って一気に気温が下がったりまた晴れたりと不安定な天気が続いたので、調節のできる服装がおすすめです。ちなみに研修直前と直後には大雪が降ったそうです。

【最後に】

国際関係を集中的に学ぶのはとても貴重な経験で、この分野に対する興味が強まりこれからも勉強を続けたいと思いました。2週間という短い期間でしたが、休日をうまく使って観光もできたしTAの皆さんともとても仲良くなれました。1年の交換留学を考えているのであればこの短期プログラムはいい予行演習になりますよ。

タフツメインキャンパス1.jpg

(タフツ大学のメインキャンパスでの集合写真)

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