シドニー大学春季講座 体験談5
体験談5 2016年度参加 経済学部1年 Y・Kさん
“どんどん積極的に挑戦していく姿勢を学べた。今までで1番内容の濃い3週間で、この挑戦が自分の自身にも繋がった。”
【現地研修について】
このプログラム1番良かった点は、シドニー大学の現地生バディーと関わる機会がものすごく多く、帰国してからも頻繁に連絡するほど強い関係を築けたことです。初日からバディーとグループを作って、端から端まで徒歩30ほどかかる大きなシドニー大学案内してくれました。その中で、ぎこちない自分の英語力を頭をフル回転させながら振り絞って日本を紹介して、なおかつ相手の話を聞き逃さないように集中して聞いていて、とうとう留学に来たという実感が湧いたことを今でも覚えています。また、講義や校外学習にも参加してくれていて理解できなかったところを教えてくれてとてもお世話になりました。
もう一つ良かった点は豊富な校外学習でした。オージースポーツの体験や羊の毛刈り、コアラ、カンガルーと触れ合いました。さらに、アボリジニーの方が彼らの文化、思想、歴史についてとてもあつく語ってくれて、伝統楽器のディジュリドゥも実際に吹かせてもらいました。講義は主にグローバルマーケティングの授業でそれぞれの教授の専門分野を切り口にして分析しました。どの先生も熱心で、私達に質問を投げかけてきたり具体例を紹介してくれたりと興味深い授業をしてくれました。そして、校外学習で実際の日系企業に訪問し座学だけではなくグローバルマーケティングについて学ぶことができました。私たちは残念なことに生憎の天気だったのですがシドニーの絶景スポット Blue Mountain National Park や Manly Beachにも行くので、もし、天気のいい日に行ければ最高だったと思います。これらも当然すべて英語ですのでなかなかハードでしたが貴重な経験となりました。
1週目は大学まで徒歩10分程度のゲストハウスにメンバー全員で泊まりました。朝から夜までみんなと一緒であるため、この1週間の生活でメンバーとの距離感は驚くぐらい縮まりました。また、Central Stationというターミナル駅の近くでもあるため、時間が許す限りシドニー市内の観光スポットそしてバディー、教授などから教えてもらったガイド本には載っていないような場所へひたすら練り歩き毎日クタクタになりながらも日々充実した生活を送れました。おすすめはシドニーの2大シンボルでの1つである Harbor Bridge Climb です!もう絶景です!
休日や放課後などでもバディーがシドニーをどんどん案内してくれました。自分の中ではO-WEEK(日本で言う新歓)の時期と重なるため、そこを案内してくれたのがとても印象深いです。日本とオーストラリアの新歓は全く違いました。自分たちも新入生に混ざり各サークルの話を聞きに行きました。
オーストラリアの食事については、実はオーストラリア料理というのはなくシドニーでは数多くの国(メキシコ、タイ、日本、イタリアン etc.)の料理が食べられました。海外に3週間いて、たまに食べると本当に日本食の良さを感じられました。また、物価はどれも高く1食12A$(1080円程度)は当たり前でコーラが4.5A$(390円程度)と金銭感覚がおかしくなってしまいました。

