2022.01.25

日本入国を待っている慶應義塾大学の留学生の皆さんへ

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慶應義塾にとって留学生みなさんはとても大切な存在です。義塾は教育を通して未来の先導者を育成し、また同時に卓越した世界レベルの研究を行うことで世界的にも卓越した高等教育機関になることを目指しています。多様な文化・社会経験を持つ留学生の皆さんは、義塾のグローバル社会の先導者を輩出しようとする取り組みに大いに貢献しています。
 
新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大を抑え込むための日本政府の方針で、多くの義塾の留学生が全く予測できないほど長い期間、つまり2年間近く日本への入国ができていません。そして、ここにきてまたオミクロン変異株によるこれまでにないほどの数の感染拡大により水際対策の強化のため状況は全く好転していません。
 
2021年度がもうすぐ終了しようとしており、義塾では4月に始まる新年度の準備を進めており、その中で、可能な限りキャンパスでの活動を再開できるようにしようと考え、また、留学生の皆さんにも、可能な限り早く入国できるように願って準備をしています。日本政府の入国制限等の緩和が発表され、日本への入国が可能になった場合には、受入れ大学として、関係政府機関とすぐに連携して皆さんが待っている日本への入国が夢ではなく現実として可能になるようにしたいと思っています。皆さんがなるべく早く日本に入国し、授業、そして、それ以外の学内で実施される行事等でお目にかかれる日がもうすぐ訪れることを心より願っております。
 
引き続き、以下のサイトを確認し必要な準備をし、なるべく早く無事に日本に入国できるよう祈っております。
 
国際担当常任理事
土屋大洋
Prof. Motohiro Tsuchiya
Vice-President for Global Engagement