2018.07.03

慶應義塾大学 留学フェア2018後記

国際センター主催の慶應義塾大学留学フェア2018が、2018年6月12日(火)~6月15日(金)まで日吉キャンパス独立館日吉コミュニケーション・ラウンジにて開催されました。

本フェアは、より多くの塾生に留学についての情報を提供することで、留学を身近に感じ、なるべく早い時期から準備を始めてもらうことを目的として毎年開催しているもので、今年で13回目を迎えます。

日吉コミュニケーション・ラウンジには、各国大使館、海外留学斡旋団体等の学外機関や学内の国際センター(学生部国際交流支援グループ)、各学部学習指導教員による個別相談ブースが設けられ、連日多くの塾生が訪れました。説明会会場では、各国大使館による留学・教育制度の説明や慶應義塾大学の留学制度、各種留学プログラム、語学能力試験(TOEFL試験、IELTS試験、HSK検定)、奨学金(日本学生支援機構、トビタテ!留学JAPAN)についての説明がおこなわれ、いずれの説明会も多くの参加者がありました。毎年、海外から慶應の協定校を招待していますが、今年は協定校のブースコーナーを設け、フランス、カナダ、メキシコ、オランダの協定校から担当者が参加しました。それぞれの大学への留学を考えている塾生にとっては、各大学の留学担当者から直接留学に関する様々な情報を入手できるまたとない場となりました。留学初心者向けのビデオが上映されたビデオ会場や資料閲覧コーナーでは、留学に必要な知識や情報を入手しようとビデオを眺めたり資料を閲覧したりする塾生の真剣な姿が見られました。談話コーナーでは、留学経験者による留学相談会が催され、訪れた塾生が先輩の話やアドバイスに興味深く耳を傾けていました。また、協定校から慶應に交換留学で派遣されている留学生もフェアに参加し、塾生にとっては留学生の派遣元の大学や出身国について知るだけでなく、英語で交流を図ることのできる絶好の機会となりました。連日、多くの塾生・教職員・一貫教育校生が訪れ、留学フェア期間中の来場者数は1,600名に上りました。

留学フェアタイアップ企画として、6月13日と15日には今回で8回目となる「グローバル・キャリア・フォーラム」が開催されました。13日の第1部では、JICAと外務省によるキャリアガイダンス「国際協力の仕事とキャリア・国際機関への就職方法」が開催され、JICA職員により国際協力分野のアクターや仕事内容、また国際協力の仕事に携わるために必要なキャリアパス等について解説されました。続いて、外務省国際人事センターの担当官により国連をはじめとする国際機関の概略、採用方法、JPO派遣制度等についての説明がおこなわれました。その後、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の川内敏月氏による講演がおこなわれ、国連職員になるまでの経歴や、UNHCRにおける実務経験などについてお話いただきました。将来、国際機関への就職に関心のある塾生を対象にしたガイダンスですが、講演後の質疑応答では、参加した約100名の中から多くの質問があり、塾生の国際機関への関心の高さをうかがわせました。15日に開催された第2部の「グローバル企業で働くにはー就職、キャリア、留学ー」では、(株)ディスコの担当者からグローバル企業のビジネス展開、グローバル人材をめぐる採用動向、留学と就職活動を取り巻く状況等について講演が行われました。

留学フェアの詳細はこちらをご覧ください。

 


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留学フェア2018バナー(@桜並木)

 

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資料コーナー(@独立館地下1階)

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ブース会場(@学生活動支援スペース)

 

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ブース会場(@学生活動支援スペース)

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個別相談会場(学部)(@インフォメーションスペース)

 

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個別相談(国際)(@インフォメーションスペース)

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 留学説明会(@グローバルスタジオ)

 

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留学説明会(@D101教室)

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 談話コーナー(@ラウンジ)

 

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資料閲覧・ビデオ会場(@和室)

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 グローバル・キャリア・フォーラム(@D202教室)

 

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会場風景