2014.11.07

エボラ出血熱の流行について(注意喚起)(第1報)

国際センター

西アフリカにおいてエボラ出血熱の流行が拡大し、米国、スペインでも感染例が確認されています。エボラ出血熱は、致死率が非常に高い危険な感染症ですので、西アフリカのギニア、リベリア及びシエラレオネに渡航予定の方は、現地日本大使館等から常に最新の関連情報を入手し、不要不急の渡航は延期する、また感染者が発生している地域に近付かないなど、エボラ出血熱の感染予防を心がけてください。

また、上記の国々以外の地域へ渡航する場合においても、外務省の渡航情報による相手国の感染情報の把握、必要な予防接種や感染症の予防方法の確認、在外公館への連絡方法、病院の情報の把握に努め、感染症への治療にも対応する旅行保険等への加入を行ってください。

なお、海外に渡航後、38℃以上の発熱に加え、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、胸痛、腹痛、嘔吐、下痢、食欲不振、脱力、原因不明の前出のようなエボラ出血熱を疑う症状がある場合は、すぐに保健所に相談するようにして下さい。
               
【参考情報】
◆外務省海外安全ホームページ http://www.anzen.mofa.go.jp/

◆厚生労働省検疫所 http://www.forth.go.jp/

◆国立感染症研究所 http://www.nih.go.jp/niid/ja/

◆独立行政法人国立国際医療研究センター国際感染症センター http://dcc-ncgm.jp/

◆世界保健機関(WHO) http://www.who.int/en/

◆慶應義塾大学健康管理センター 「海外渡航の際の注意」 http://www.hcc.keio.ac.jp/japanese/education/series/series201409.htm

以上