2014.06.17

慶應義塾大学 留学フェア2014後記

国際センター主催の慶應義塾大学留学フェア2014が、2014年6月9日(月)~6月12日(木)まで日吉キャンパス独立館日吉コミュニケーション・ラウンジにて開催されました。

本フェアは、より多くの塾生に留学についての情報を提供することで、留学を身近に感じ、なるべく早い時期から準備を始めてもらうことを目的として年1回開催しているもので、今年で9回目を迎えます。

日吉コミュニケーション・ラウンジには、各国大使館、海外留学斡旋団体等の学外機関や学内の国際センター(学生部国際交流支援グループ)、各学部学習指導教員による個別相談ブースが設けられ、多くの塾生が各ブースを訪れました。説明会会場では、各国留学説明や慶應義塾大学の留学制度、各種留学プログラム、TOEFL試験、IELTS試験等についての説明がおこなわれ、説明会によっては250名以上の参加がありました。昨年に引き続き、海外から慶應の協定校を2校招待し、今年はウィリアム・アンド・メアリー大学およびミュンヘン工科大学が参加しました。両大学の交換留学担当者は交換留学に向けた情報提供や留学に関するアドバイス等をおこない、両大学への留学を考えている塾生にとって、さまざまな情報を入手するまたとない場となりました。留学初心者向けのビデオが上映されたビデオ会場や資料閲覧コーナーでは、留学に必要な知識や情報を習得しようとする塾生で終日賑わっていました。また、談話コーナーでは、常駐する留学体験者や協定大学の留学生からのアドバイスに熱心に耳を傾ける姿が見られました。連日、多くの塾生・教職員・一貫教育校生で会場は埋め尽くされ、留学フェア期間中の来場者数は2,000名に上り、大盛況の内に幕を閉じました。

留学フェアタイアップ企画として、初日の6月9日には今回で4回目となる「グローバル・キャリア・フォーラム」がD203教室で開催され、第1部ではグローバル企業の人事担当者による留学と就職を取り巻く状況などについての講演がおこなわれ、その後、企業の採用担当者によるパネルディスカッションがおこなわれました。第2部では外務省によるキャリアガイダンス~国際機関で働くには~を開催し、外務省国際人事センターの担当官による講演がおこなわれました。将来、国際機関への就職に関心のある塾生を対象にしたガイダンスですが、講演後の質疑応答では、参加した250名の中から多くの具体的な質問があり、塾生の国際機関への関心の高さをうかがわせました。

また、最終日の6月12日にはオーストラリア連邦政府外務大臣のジュリー・ビショップ氏が特別講演および留学フェア会場の視察に来訪され、 講演会には200名以上の来場者があり、会場から聴衆が溢れるほどの盛況でした。留学フェア会場の視察では、会場にいた派遣交換留学から帰国した塾生や慶應で学んでいる海外からの留学生と交流し、学生達にとっては一生忘れられない貴重な体験になったことでしょう。

留学フェアの詳細はこちらをご覧ください。

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留学フェア2013バナー(@桜並木)
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 留学相談ブース会場(@学生活動支援スペース)
 
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 留学相談ブース会場(@学生活動支援スペース)
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 留学相談ブース会場(学部)(@インフォメーションスペース)
 
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 留学説明会(@グローバルスタジオ)
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 談話コーナー(@ラウンジ)
 
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 グローバル・キャリア・フォーラム(@D203教室)
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 グローバル・キャリア・フォーラム(@D203教室)

aus1.jpg オーストラリア外務大臣特別講演(@D201教室)

aus2.jpg オーストラリア外務大臣会場視察