慶應義塾大学国際センターおよびNPO法人国際人材創出支援センター主催の講演会「グローバルに考える−国際機関での仕事」が、2012年6月29日(金)に三田キャンパス東館6階G-Sec Lab.で開かれました。
OECD事務次長の玉木林太郎氏、財務省副財務官の石井菜穂子氏、そして慶應義塾大学大学院商学研究科の柏木茂雄教授を交えたトークセッションは、慶應義塾大学国際センター副所長の須田伸一教授のご挨拶で始まりました。
上記の方々は、主に経済協力開発機構(Organization for Economic Co-operation and Development OECD)や世界銀行、国際通貨基金(IMF)、石井氏が最高経営責任者(CEO)になられることが内定している、世界銀行の基金である地球環境ファシリティ(GEF)に焦点を当て、これらの国際機関の活動や魅力について、ご自身の経験や体験をもとに話されました。玉木氏と石井氏からは、国際機関で働くために、学生時代にすべきことや、上記国際機関の特徴、そして、そこで働くにはどのような条件が求められているか等について、具体的なアドバイスもありました。
約70名の来場者の中には本学の学生だけでなく、国際機関関係者や国際機関に関心のある一般の方々もみられ、聴衆との質疑応答もある中、活発な意見交換が行われ、須田教授のご挨拶のもと、成功裏に閉会を迎えました。
国際センター副所長須田教授による挨拶
トークセッションを始めるOECD事務次長玉木氏
国際機関について説明する石井氏
絶妙なやりとりの玉木氏と副財務官の石井氏
トークセッションを行う玉木氏と石井氏
熱心に質問をする塾生
司会を務めた大学院商学研究科の柏木茂雄教授
トークセッション後に質問を受ける石井氏