グローバル化された経済において国際機関が果たす役割が高まっている中、国際センターではこのような国際機関での仕事がどのようなものかを紹介する講演会をシリーズでお届けしています。今回は、アジア経済の発展にとって重要な役割を果たし、1966年の創設以来一貫して我が国が主導的役割を担っている国際機関であるアジア開発銀行(Asian Development Bank, ADB)に焦点を当てています。
今回の講演会では、総裁として同銀行をリードされている黒田氏から「アジアの中の日本」と題し、アジア各国の経済発展や地域的統合、そこにおいてアジア開発銀行が果たしている役割、そしてまた、我が国が果たすべき役割等についてお話し頂く予定です。
黒田総裁は、長らく大蔵省(現財務省)に勤務され、その間、国際金融や税務行政など幅広い政策分野で活躍、特に、1999年から2003年までは財務省財務官として我が国の国際金融行政をトップから指揮されました。その後、2005年にアジア開銀総裁に就任されて以降、数少ない日本人の国際機関トップとして指導力を発揮されている「国際人」です。
今回の講演会は、このように行政経験、国際経験共に豊富な黒田総裁から、ご自身のキャリア経験を踏まえ、国家公務員や国際公務員の仕事の魅力、グローバルな視点の重要性など幅広い視点から興味深いお話を伺う絶好の機会です。アジア経済や国際機関に関心のある方だけでなく、グローバル人材を目指している方々にもお勧めです。
講演会は主に学生対象となっておりますが、一般の方も聴講頂けます。
参加を希望される方は、必ず事前に下記の申込フォームよりお申し込みの上、当日、登録確認メールのプリントアウト、またはメールを確認できるモバイル端末を持参し、提示して下さい。
(申込〆切: 11月26日(月)午前9:00)
開催概要
日時 |
2012年11月30日(金)
受付/開場 12時30分 |
場所 |
慶應義塾大学 三田キャンパス 東館6F G-SEC Lab. (ジーセック・ラボ) *下記三田キャンパスマップをご参照下さい(3番の建物です) http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html |
演題 | アジアの中の日本 |
講演者 |
黒田東彦氏(アジア開発銀行第8代総裁) *講演者プロフィール 1967年 東京大学法学部卒業 1971年 英国オックスフォード大学経済学修士課程修了 1967年 大蔵省入省 以来、国際通貨基金(IMF)、大蔵大臣秘書官、大蔵省国際金融局長、財務官、内閣官房参与などを歴任。2003年7月から2005年1月まで、一橋大学大学院経済学研究科教授。 *より詳細なプロフィールは下記Webサイトをご参照下さい。 http://www.adb.org/about/management/haruhiko-kuroda/bio
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使用言語 |
日本語 |
注意事項 |
事前登録の参加登録完了のお知らせメールのプリントアウト、またはメールを確認できるモバイル端末を持参し、提示して下さい。 |
入場料 | 無料 |
主催 |
慶應義塾大学国際センター 国際人材創出支援センター |
問合せ先 |
慶應義塾大学 学生部国際交流支援グループ ic-event@adst.keio.ac.jp |