2012.05.24

◆国際センター主催:短期海外研修プログラムウィリアム・アンド・メアリー大学夏季講座 第3期募集のお知らせ◆

2012年度ウィリアム・アンド・メアリー大学夏季講座第3期募集要項

第3期募集について

募集人数:1名
募集対象:全学部・研究科正規生(ただし通信教育部をのぞく。)
※合格者の辞退は原則として認めません。
※2012年度短期海外研修プログラムの募集でウィリアム・アンド・メアリー大学の面接審査を受けた者は応募できません。
※合格者はJASSO留学生交流支援制度(ショートステイ・ショートビジット)奨学金の対象となりますが,慶應義塾創立150年記念奨学金海外学習支援<短期海外研修プログラム(夏季)参加者対象>の対象にはなりません。

プログラム概要

ウィリアム・アンド・メアリー大学は,米国東海岸バージニア州ウィリアムズバーグにあり,教育・研究で高い評価を得ている公立大学です。また,ウィリアムズバーグはイギリス領植民地時代の中心地として栄えた場所であり,現在でも歴史的記念物が多く存在しています。創立は1693年で,米国ではハーバード大学についで古い歴史を誇っており,独立宣言の草案を書き,後に米国の大統領となったトーマス・ジェファーソンら3名の大統領を輩出しました。
本講座では,グループワークのほか,米国の歴史,政治,文化に関する講義,その内容について意見交換するディスカッション,講義に沿ったフィールドワーク,エッセイライティング,ワシントンDCでのツアー等により,米国文化について幅広く学ぶことができます。
グループワークでは,塾生5人とウィリアム・アンド・メアリー大生1人(計6名)の小グループに分かれ,各グループで決めたトピックについて日米比較を行い,最後にプレゼンテーションを行います。政治,宗教,スポーツ,テレビ番組等,多様なテーマが題材となり得ます。
現地ではグループに入る学部生8名のほか,大学院生がディレクターやインストラクターを務めるなど,同世代の米国人大学生・大学院生とも深く交流できることがこのプログラムの特徴となっています。日本での事前研修では,前年度参加者のうちから3名とウィリアム・アンド・メアリー大学からの交換留学生1名がSA(Student Assistant)として研修を補助するとともに,大学院生のTA(Teaching Assistant)がグループワークを学術的な側面から支援します。
2012年度についてはJASSO留学生交流支援制度奨学金がウィリアム・アンド・メアリー大学夏季講座参加者全員に支給されます。

①開講場所

米国 バージニア州 ウィリアムズバーグ  ウィリアム・アンド・メアリー大学およびワシントンDC

②現地日程

2012年8月3日(金)-8月18日(土)
(*代行手配便の場合* 日本出発:2012年8月3日(金),日本到着:2012年8月19日(日))

③現地宿泊先

ウィリアム・アンド・メアリー大学近隣のホテル泊
ホテル名:Hospitality House Hotel in Williamsburg
ホテルURL:http://www.williamsburghosphouse.com/
ワシントンDC ホテル泊
ホテル名:Beacon Hotel
ホテルURL:http://www.beaconhotelwdc.com/

④旅行の形態

現地集合・現地解散
○集合場所:ワシントンD.C ダレス国際空港
参加者全員が空港からバスに乗り,ウィリアム・アンド・メアリー大学に向かいます。
(自己手配することも可能ですが,現地研修開始時期および終了時期に合わせた往復航空便(代行手配便)を用意しています。代行手配便の場合は日本出発:2012年8月3日(金),日本到着:2012年8月19日(日)となります。代行手配便の手続き方法などの詳細は合格者にお知らせします。)

⑤事前研修 ※原則として欠席できません

<合同・講座別オリエンテーション>

6月30日(土)13:00-18:00 三田キャンパス
短期海外研修プログラム(夏季)全講座合同渡航前オリエンテーション,講座別講義など

<ウィリアム・アンド・メアリー大学事前・事後研修>

5月19日(土)16:30-18:00フォーカスグループ(FG)準備 三田キャンパス 南校舎 6階 467教室
6月9日(土)16:30-18:00フォーカスグループ(FG)準備 三田キャンパス 南校舎 6階 467教室
6月16日(土)16:30-18:00 フォーカスグループ(FG)準備 三田キャンパス 南校舎 6階 467教室
6月23日(土)14:45-18:00 フォーカスグループ(FG)準備 三田キャンパス 南校舎 6階 467教室
10月上旬(事後研修)    インターネット・ビデオ・カンファレンス
【教科書】鈴木 透『実験国家アメリカの履歴書——社会・文化・歴史にみる統合と多元化の軌跡』  (慶應義塾大学出版会,2003年)
【参考書】五十嵐武士・油井大三郎編『アメリカ研究入門』第3版   (東京大学出版会,2003年)

前年度参加者の声

【事前研修全体について】

- 事前にベースとなる知識を確認できたのは、現地での学習をスムーズに飲み込むために非常に効果的だったと思う。
- 「アメリカの履歴書」は大変読みやすく簡潔にまとまっていながらアメリカの歴史を総括できるため、読むことができて良かった。この本に書かれている程度の最低限の知識は参加者全員が必ず持っているべきだと思う。
- 事前に日本語で勉強していたことで、現地での講義も理解しやすかった。
- 他の大学のプログラムと違って、事前研修や懇親会が何回かあったことにより、渡米前に一緒に渡米する仲間の事を知ることができたのはとても安心だった。
- 事前研修を通して、現地に行く前に学生と仲良くなることが出来、現地へ行ってからも楽しく過ごすことが出来た。
- 一番良かったのはやはり、皆が仲良くなれたこと!!

【SAについて】

- プログラム経験者からの経験談が非常に参考になった。
- 去年の実体験、失敗を知って非常に参考になった。
- 事前に配られた冊子など準備の際の参考になりました。
- 昨年の様子を丁寧に教えてくれて、不安な点を解消してくださったのとても助かった。

【TAについて】

- 大学院生の視点からのアドバイスが非常に参考になった。
- とてもよかった。アメリカのarticleを見つけてきてくれたり、的確なアドバイスをくれたり、しっかりしていた。
- グループの話しあい、発表において自分たちの甘かった部分、考えられていなかった部分を指摘、アドバイスしてくださったので大変参考になった。
- とても助かった。テーマ決めにとても参考になったと思う。

⑥2012年度 現地研修概要(予定)

講座概要の印刷はこちらから
仮スケジュールの印刷はこちらから

【フォーカスグループワーク】

塾生5人とW&M大生1人で一つのグループ(=フォーカスグループ)を編成し,各グループにてリサーチトピックを決め,共同研究を行う。

リサーチトピック例の印刷はこちらから

【ダイアローグクラス(=ディスカッションクラス)】

講義の内容について意見交換し理解を深めるディスカッションのクラス。クラスはフォーカスグループのメンバーとは別に塾生10人ごとに編成される。最後にプレゼンテーションを行う。

【ジャーナル】

講義,ディスカッション,フィールドワーク等を通じて学んだことのまとめや感想,意見等を書くエッセイライティングのことで,3,4日に一回提出する。DI(Dialog Instructor)により添削され,返却される。

⑦参加費用概算

1)研修費用:約40万円
内訳:現地研修費用,事前・事後研修費用,研修中の宿泊費,食費(朝食12回,昼食3回,夕食8回

2)海外旅行総合保険料:約2万円(大学指定保険加入)
(上記は代行手配便利用の基本日程で往復した場合の金額。航空券自己手配の場合は日本出発日から日本到着日までの日数により金額が異なる。)

3)渡航費:約25万円 (代行手配便に申込む場合:往復の航空運賃,空港使用税,燃油サーチャージを含む)
注意:研修費用は為替の変動によって変わるため,確定額は,合格者に後日お知らせします。なお,研修費用に含まれない部分の食費,超過手荷物運搬料金,渡航手続関係費用,電話代・飲食代・クリーニング代,自由行動時の個人的費用等は上記参加費用概算には含まれておりません。

⑧海外旅行保険について

本講座は,危機管理の観点から,参加者全員が国際センターが指定する海外旅行総合保険に加入していただきます。
指定の保険に加入しないことは,理由の如何に関わらず認めていません。

⑨奨学金

2012年度は,参加者全員にJASSO留学生交流支援制度(ショートステイ,ショートビジット)奨学金として一人あたり8万円が支給されます。本奨学金受給にあたっては,応募書類を提出する必要はありませんが,「学習成果に関するレポート」(A4 1枚程度)等を大学が指定する締切日までに提出する必要があります。詳細については合格者に通知します。

なお,第3期募集は慶應義塾創立150年記念奨学金海外学習支援<短期海外研修プログラム(夏季)参加者対象>の対象にはなりません。

⑩科目担当教員

経済学部専任講師 光田 達矢(科目主担当)
法学部准教授  大和田 俊之(科目副担当)

関連HP

ウィリアム・アンド・メアリー大学ホームページ : http://www.wm.edu/

出願について

【手順1】事前オンラインデータ登録:2012年5月28日(月)~6月4日(月)16時まで
>>オンラインデータ登録はこちらから(5月28日より登録受付開始)
【手順2】応募書類提出:2012年5月28日(月)~6月4日(月)各事務室開室時間内 必着
三田,日吉,矢上地区については学生部国際担当,それ以外の地区は学事担当部署に後述の出願書類を提出してください。

第一次結果発表 2012年6月5日(火)午後

一次通過者を国際センターのセキュリティーのかかったWebサイトにて発表します。
発表の方法・詳細については出願者にのみお知らせします。

面接審査 2012年6月6日(水)三田キャンパス 19時(予定)

集合時間・場所は一次結果発表時にお知らせします。
欠席は認められません。

最終合格発表 2012年6月6日(水)

国際センターのWebサイトにて面接審査終了後,合格発表を行います。合格発表の詳細については出願者にのみお知らせします。参加許可者は必要書類を所属キャンパスの国際担当で受け取る必要がありますのでご留意ください。受取可能日時についても合格発表時に連絡します。

支払いおよびキャンセル料規定について(第3期募集)

■第1回支払期限:6月8日(金)
■第1回振込金額:300,000円
※振込先は合格者にお知らせします。

■第2回支払期限:7月中旬

◆重要◆

ウィリアム・アンド・メアリー大学夏季講座は追加募集合格発表直後の5月19日(土)より日本での事前研修を開始しています。事前研修も本プログラムの一環であり,渡航前に参加することで留学中のより大きい教育的効果が得られるよう構成されています。したがって,事前研修開始以降の補欠の繰り上げ合格は原則ありません。そのため,事前研修開始後のプログラム参加辞退に伴うキャンセル料につきましては,研修費用の100%となります。第3期募集合格者については,6月8日(金)以降のプログラム参加辞退に伴うキャンセル料は,研修費用の100%となりますので,くれぐれもご留意ください。

応募書類提出について

(1)参加申込書(所定用紙を次からダウンロードしてください)。

ウィリアム・アンド・メアリー大学夏季講座追加募集用(←クリック)

(2)学習計画書(日本語1通,英語1通 計2通)

書式自由,各A4サイズ1枚,タイプ・手書きいずれも可,鉛筆不可。右上に学籍番号,氏名,講座名を明記。志望動機,研修での目標,その目標を達成するための計画などを記入してください。

(3)最新の学業成績表のコピー

3月中旬に保証人あてに送付されるもの。学部1年生は不要です。
大学院学生の場合は学部学生時の成績表(なければ成績証明書)も提出してください。(大学院1年生は学部4年間の成績が分かるものを提出してください。)
慶應義塾以外で学部を卒業している場合は,出身大学からの成績証明書を提出してください。

(4)英語能力証明書のコピー

TOEFL,TOEIC,IELTS,各種英語検定など英語能力試験の認定書のコピーを提出してください。
いずれの証明も提出できない学生は応募できません。

(5)セルフチェックリスト(所定用紙をここからダウンロードしてください)。

(1)~(4)を番号順に揃えた「原本セット」と,これらの書類をすべてコピーして同じく番号順に揃えた「コピーセット」が必要です。
提出書類が全て揃っているか各自でチェックをした後,1セット目(原本セット)の最後に添付して提出してください。コピーセットには 
添付の必要はありません。なお,書類の揃え方も選考の対象となります。

※書類の揃え方:

書類はすべてA4サイズで揃えてください。
各セットはそれぞれ左上をホチキス止めしてください。
セルフチェックリストで提出書類を自分で点検した上で,原本セットの最後に添付して提出してください。

単位の取り扱いについて

学部によって扱いが異なりますので,各学部事務室に問い合わせてください。第3期募集の合格発表が履修申告修正期間を過ぎているため早急に確認をしてください。手続きが遅れると履修申請ができない可能性もあります。