延世大学春季講座 体験談2

体験談3 2012年度参加 総合政策学部2年 S・H さん

“ 色々な面でリアルな韓国を体験することができました。”    

【一日の様子】
7:30 起床
私たちが韓国滞在中に寝泊まりしたのは、延世大学内にある「
SK Global House」という留学生向けの寮でした。トイレやシャワー、床暖房が完備された部屋に2人でルームシェアした2週間はとても良い思い出です。朝食は、寮内にあるカフェかコンビニでヨーグルトやお粥を買ってホールで食べます。

9:3012:30 講義(英語)
朝食後は慶應生と何名かの延世バディで英語での授業を受けます。歴史や南北問題、日韓関係、文化、環境問題と様々なトピックが用意されていて、資料や映像を基に進められていきます。意見を求められることが多く、始めは戸惑いましたが、教授たちはどんな発言にも耳を傾けて下さり自信をつけることができました。   


13:3016:30 韓国語レッスン
校内の食堂か近くのレストランで昼食をとったあとは、韓国語レッスンがスタートします。未修者クラスと既習者クラスに分かれて、韓国語を“読む力”、“書き力”、“聞く力”、“話す力”を養います。全く韓国語を習ったことが無かった私ですが、授業の終盤になると、街の看板のハングルが読めるようになったり、お店の人と簡単な会話ができるようになりました。

   

17:30〜 放課後
授業が終わると、基本的には自由時間です。明洞に繰り出す人、新村で夕食を食べる人、部屋で休みを取る人、とフリータイムの過ごし方は様々です。私はというと、ほぼ毎日延世バディの案内で有名スポットを巡ったり、ジャジャー麺、タッカルビ、トッポギ、チキンといった色々なコリアンフードを食べました。また、その時に国を超えて政治から恋愛までくさんのことを話すことができたことは最高の思い出です。

   


【休日の過ごし方】  
休日は2回ほどありました。1回目の休日は旧正月に重なったこともあり、慶州へのフィールドトリップが計画されていました。慶州には、お寺や博物館など歴史的なモノがたくさんあり、日本の京都を思い起こします。ハードな旅行でしたが、ソウルでは体験できない古き良き韓国を肌で感じることができました。2回目の休日は、フリータイムがメインでした。私は、ルームメイトと一緒に近くにある梨花女子大を観光しながら、野生のリスを追いかけたり、偶然見つけたお洒落なカフェでサンドウィッチを食べるという優雅な1日を満喫しました。            


【現地の街の様子】    
延世大学の広大なキャンパスの中には、授業棟、ハイテクノロジーな図書館、各国の料理が食べられる食堂が立ち並んでいます。また延世大学の最寄駅・新村は学生街ということもあり飲食店からカラオケ、デパートまで何でも揃った街です。夕食代とカラオケ代合わせて1,000円と物価もとても安いです。一方で、明洞などとは異なり観光客が少ないため、色々な面でリアルな韓国を体験することができました。

 

このプログラムで、私は英語や韓国語など語学面の向上だけではなく、様々な異文化体験をすることができました。旅行で行くことが一般的な韓国ですが、春休みにこのプログラムに参加することで新たな魅力を発見してみてはいかがでしょうか。