国際センター主催の慶應義塾大学留学フェア2017が、2017年6月6日(火)~6月9日(金)まで日吉キャンパス独立館日吉コミュニケーション・ラウンジにて開催されました。
本フェアは、より多くの塾生に留学についての情報を提供することで、留学を身近に感じ、なるべく早い時期から準備を始めてもらうことを目的として年1回開催しているもので、今年で12回目を迎えます。
日吉コミュニケーション・ラウンジには、各国大使館、海外留学斡旋団体等の学外機関や学内の国際センター(学生部国際交流支援グループ)、各学部学習指導教員による個別相談ブースが設けられ、連日多くの塾生が各ブースを訪れました。説明会会場では、各国大使館による留学・教育制度の説明や慶應義塾大学の留学制度、各種留学プログラム、語学能力試験(TOEFL試験、IELTS試験、HSK検定)、奨学金(日本学生支援機構、トビタテ!留学JAPAN)や就職等についての説明がおこなわれ、いずれの説明会も多くの参加者がありました。毎年、海外から慶應の協定校を招待していますが、今年はフランスからHEC経営大学院およびエコール・サントラル・ナント(ECN)が参加しました。それぞれの大学への留学を考えている塾生にとっては、各大学の留学担当者から直接留学に関する様々な情報を入手できるまたとない場となりました。留学初心者向けのビデオが上映されたビデオ会場や資料閲覧コーナーでは、留学に必要な知識や情報を入手しようとビデオを眺めたり資料を閲覧したりする塾生の真剣な姿が見られました。談話コーナーでは、今年は新たな試みとして留学体験者による留学相談会が催され、訪れた塾生が先輩の話やアドバイスに興味深く耳を傾けていました。また、協定校から慶應に交換留学で派遣されている留学生もフェアに参加し、塾生にとっては留学生の派遣元の大学や出身国について知るだけでなく、英語で交流を図ることのできる絶好の機会となりました。連日、多くの塾生・教職員・一貫教育校生で会場は埋め尽くされ、留学フェア期間中の来場者数は1,800名に上り、大盛況の内に幕を閉じました。
留学フェアタイアップ企画として、初日の6月7日には今回で7回目となる「グローバル・キャリア・フォーラム」がD202教室で開催されました。第1部ではグローバル企業の人事担当者による留学と就職を取り巻く状況などについての講演がおこわれました。第2部では外務省によるキャリアガイダンス~国連で働く方法説明会~と題し、外務省国際人事センターの担当官による国連をはじめとする国際機関の概略、採用方法、JPO派遣制度等についての説明がおこなわれました。続いてUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に派遣され、ギリシャ・レスボス島で難民支援を行ってきた石原朋子氏による講演がおこなわれ、学生時代の留学の思い出やその後のキャリア形成、UNHCRにおける実務経験などについて話を聞くことができました。将来、国際機関への就職に関心のある塾生を対象にしたガイダンスですが、講演後の質疑応答では、参加した200名の中から多くの質問があり、塾生の国際機関への関心の高さをうかがわせました。
留学フェアの詳細はこちらをご覧ください。
留学フェア2017バナー(@桜並木)
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留学フェア会場資料コーナー(@独立館地下1階) |
留学相談ブース会場(@学生活動支援スペース)
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留学相談ブース会場(@学生活動支援スペース) |
留学相談ブース会場(国際)(@インフォメーションスペース)
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留学相談ブース会場(学部)(@インフォメーションスペース) |
留学説明会(@グローバルスタジオ)
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留学説明会(@D101教室) |
談話コーナー(@ラウンジ)
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ビデオ会場(@和室) |
グローバル・キャリア・フォーラム(@D202教室)
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外務省キャリア・ガイダンス(@D202教室) |