パリ政治学院春季講座 体験談5

体験談5 2013年度参加  経済学部3年 K・Mさん

“頭では理解していながらも、根本的に異なる欧州の地にて、
歴史や文化の違い、考え方について深いところまで学ぶことができました。”

【一日の様子】
パリの日の出時間はとても遅く、まだ暗い時間帯で起床。朝ご飯を食べた後友人とともに登校し、Sciences Po.の中でも優秀な教授陣からEUの成り立ち、現在抱えている問題などを学びました。一週目は共通クラスでEUの歴史、成り立ちを学んだ後、二週目から経済・外交・移民政策の中から2つコースを選ぶため、私は経済と移民政策を受講しました。講義は全て英語で行なわれましたが、あらかじめ予習していたこともあり、スムーズに理解することができました。また、学生チュートリアルが短期留学の最後に提出するレポートの書き方を1から教えてくれ、かつ留学時に発生したロシアによるクリミア侵攻についても詳しい経緯を教えてくれました。基本的に休み時間は短く、昼ご飯は教室を移動しながら食べたりもしていました。午後の講義が早めに終了した際は空き時間を利用してパリの街を探検しました。また、プログラム期間中はSciences Po.も学期中であったため、現地の学生の家でホームパーティーを通し、交流を深めました。幸運にも日本からSciences Po.で1年間交換留学している学生や、大学院に留学している人と出会うことができたことで、より幅広い知見を深めることができました。

【Le Havreキャンパス】
プログラム期間中には、Sciences Po.キャンパスの1つでもあるLe Havreに出向き、現地の学生とヨーロッパアイデンティティーや、エネルギー政策について議論をしました。また、その後にはプログラム参加者とノルマンディーを観光したりしました。
sciencespo2013_1.jpg【ブリュッセル】
ブリュッセルではEU議会並びに、諸機関を訪れ、職員の話を聞くことができました。また、幸運なことにもEU議会にて経済シンポジウムに参加し、ノーベル経済学賞を受賞したJoseph Stiglitz教授のお話を聞くことができました。且つ、シンポジウム後に行なわれた交流会ではEU議会で働いている職員と交流することができ、日本のアベノミクス政策と、欧州危機の真っ只中で行なわれている政策の比較・議論を通して、交流することができました。中でもEU議会職員は欧州圏内から多様な背景を持った職員が集まるため、EU全体のみならず、ドイツ、イタリアやギリシャなどの経済状況を最前線で調査している職員達と世界経済について率直な意見交換をできたのは貴重な体験となりました。
sciencespo2013_1休日の過ごし方】
私の場合、休日のほとんどをパリ市内で過ごし、ルーブル美術館やオペラを鑑賞、セーヌ川沿いを朝から晩まで散歩したりしていました。また、一人で現地のコワーキングスペース(異なる業種の人たちが同じ空間を共有し、一緒に仕ことをする場所)を訪れたりしました。できるだけ現地の人と話したかったため、少人数で行動することでまた違った文化体験を行なうことができたと思います。

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【プログラムを通して】
頭では理解していながらも、根本的に異なる欧州の地にて、歴史や文化の違い、考え方について深いところまで学ぶことができました。また、現在問題となっているEU域内での地域格差や、移民政策への対応の難しさも机上の空論ではなく、現地の生徒、教授や欧州機関職員と議論することで、本当に多くのことを学ぶことができました。
 

 

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