オックスフォード大学クライストチャーチ・コレッジ夏季講座 体験談1

体験談1 2012年度参加  文学部2年 A・Fさん

【一日の様子】

8:00: 起床

私たちが英国滞在中に寝泊まりをしたのは、コレッジ内のPeckwaterと呼ばれる一角にある寮です。18世紀頃に建てられた大変趣のある古い建物です。1人部屋と2人部屋があり、私が泊まった2人部屋には共同スペースと二つの寝室がありました。トイレやお風呂は棟ごとに設置されています。朝食はハリー・ポッターのダイニングホールのモデルになったホールで食べます。

9:00−10:30: 英語の授業

私のクラスは10人程度で、配布されたテキストやプリント、映像などを使ってリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの勉強をしました。また、2回プレゼンテーションを行い、そのうち1回は他のクラスの子や先生方が見に来て下さいました。

 

10:30−11:00: ティータイム

1時間半英語漬けで疲れた頭をコーヒーや紅茶、クッキーでリフレッシュさせます。

11:00−12:30: 英語の授業

9時からの授業と同じ。

12:30−13:45: 昼食&昼休み

朝食と同様にホールで昼食を食べます。

13:45−15:15: Academic

3つのコースのうち、私はContemporary English Literature and Cinemaの授業を選択しました。この授業は主に講義形式で、プリントや映像を使って進められました。ドクターは質問やこうしてほしい等の要望を親身に聞いて下さったため、英語での講義は初めての経験でしたがついていくことができました。

15:15−19:00: ティータイム

日によってはPuntingやクライストチャーチ・コレッジのツアー等のアクティビティが組まれていたりフリーだったりしました。

19:00−: ディナー

朝食や昼食と同様、ホールで夕食をとります。朝食や昼食とは異なり、夕食は前菜、メインディッシュ、デザートが出てきます。基本的に夕食の席ではジーパン等のカジュアルな格好は好まれませんでした。

ディナー後: イヴニング イヴニングはティータイムと同様に、Pub Quizzや映画鑑賞等のアクティビティが組まれていたりフリーだったりしました。

 

【休日の過ごし方】

土曜日は、アクティビティが既に朝から夜まで組まれており、ロンドンのV&Aミュージアムやシェイクスピアの生家があるStratford-Upon-Avonなど、オックスフォードから少し距離のある場所へ観光しに行きました。日曜日は特にアクティビティもないため、オックスフォードから出ない限り基本的に各々の好きなように過ごすことができます。私たちは、地下の莫大な蔵書数を誇る古書コーナーで有名なBlackwell’sという書店などコレッジ周辺を散策したり、またクライストチャーチ・コレッジにせっかく住んでいるのだからということで、近くのパブでフィッシュ&チップスをテイクアウェイし、それを大学関係者のみが入ることのできるプライベートガーデンで食べたりしました。ときどきこの英国式庭園でイギリス伝統のスポーツ、クロケットをしている人がいて、イギリス文化にどっぷり浸ることができました。

 

【講座を通して成長した点】

このオックスフォード大学クライストチャーチ・コレッジという英国随一の名門大学で勉強する機会が与えられたことは、交換留学制度を利用してイギリスに留学することを考えていた私にとって大変貴重な経験となりました。語学力の向上のみでなく、その語学力を実際にアカデミックな場面においていかに使用するかを学ぶことができたのは大変大きな収穫であったと思います。イギリスに留学したい又は興味があるという方は、ぜひこのプログラムへの参加を考えてみてはいかがでしょうか。

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