オックスフォード大学クライストチャーチ・コレッジ夏季講座 体験談9

体験談9 2017年度参加 文学部2年 Y・Fさん

【授業について】

授業は、午前が語学の授業、午後は現代英国社会、国際ビジネス、国際関係論の3つの専門科目に分かれて専門的な内容を扱う授業で構成されていました。午前の授業では、事前に受けたクラス分けテストに準じてクラス分けがされており、そのためか比較的自分と同じようなレベルの人たちが集まっていたように感じました。授業内容は、英文法の復習や四技能向上のためのアクティビティの他、毎週金曜日はプレゼンテーションの課題が課され、プレゼンテーションの練習の機会が十分に与えられました。ネイティブスピーカーによる英文法の復習授業は、今まで日本で受けてきた文法の授業と一味違った、新鮮でとても分かりやすい授業でした。授業中は、話し合いも含めて、すべて英語で話すように言われていたため、英語で話すことへの抵抗がなくなり、英語で会話することが楽しめるようになりました。クラスの人数も13人程度しかいないため、クラスでとても仲良くなることができ、授業以外でも時間を過ごすことが多い仲になりました。次に、午後の授業は国際関係論といった専門的な分野について学ぶというものでした。前半は、主にリアリズムやリベラリズムといった様々な理論や、実際に起こった世界の事件や事象を学び、3週目以降からは、実際にクラスメート同士、英語でディスカッションをしていました。世の中にある現象や理論を英語で話し合うことは、専門用語が多く苦労することも多かったのですが、その分達成感も大きく、自分の新たな可能性が感じられました。また、英語力向上だけでなく、最終プレゼンテーションのための準備の過程で、世界の事象や、様々な理論について学ぶことができ、普段学ぶことのない分野にふれることができました。

【1日の様子】

一日は、まずダイニングホールでの朝食から始まります。バイキング形式の朝食で、各自が決まられた範囲内で、好きな時間に食べることができました。朝食後には、各自が英語の教室へ向かい、9時から授業が始まります。1コマ後に、ティーブレイクを挟み、2コマ後にはあっという間に昼食になります。午後は、選択別の授業を2コマ受け、その後は夕食まで自由時間だったので、Oxford Streetへ買い物に繰り出したり、パンティングをしたり、課題をやったりしていました。夕食後は、SA主催のイベントがあったり、友人たちと部屋で談笑したりと、比較的自由な時間が多かったです。

              ダイニングホール.jpg 朝食.jpg

(ダイニングホール&朝食の様子)

【休日の過ごし方】

休日はできるだけ観光をするようにしていましたが、交通手段から観光ルートまで、すべて自分たちで調べなければならず、友人たちと色々模索しながら週末の計画を立てるのはとても大変でした。しかし、その分旅行を終えた後の達成感は大きく、勉強になることもたくさんありました。また、週末によっては、現地にいる友人と連絡をとり、共に終日過ごすこともありました。留学生と終日過ごすことで、普段学んでいる英語を実際に使うことができ、観光を楽しみつつも、日頃の成果を確かめることができました。

【街の様子】

オックスフォードは学生の街という感じでとても過ごしやすいところでした。あらゆるものが揃っており、ロンドンなどの都市部に比べると比較的安く商品を手に入れることができました。また、キャンパスの周りには、庭園や城、博物館など観光施設がたくさんあり、私のような現地の学生ではない訪問者でも、楽しむことができました。日が暮れてからも、そこまで危険な雰囲気はなく、油断禁物ですが、それでも安心して一か月を過ごせました。

オックスフォードの街並み.jpg

(オックスフォードの街並み)

【最後に】

帰国してから、今のところ、まだあまり英語を使う機会がないのですが、それでも寮にいる留学生とコミュニケーションをとっていて、前よりもスムーズに英語を聞き取れるようになっている気がしています。また、拙い英語であったとしても、英語を話すことへの抵抗が少なくなり、これは一か月の短期留学の成果なのかなと思っています。日本人同士、日本語で話すことがほとんどでしたが、それでも授業中の他にお店で買い物へ行く時、旅行先でタクシーを利用する時といった、些細な瞬間の積み重ねが英語習得につながったのかもしれません。最初は、一か月という期間の短さ、現地人との関わりの少ない講座で、どれくらい英語力がつくのか不安でした。しかし、実際に行ってみて、英語力のみならず、人間関係の構築力や、トラブル解決能力がつき、とても有意義な研修でした。今回習得した力を今後も生かしつつ、また機会があれば、春季講座、夏季講座に参加したいと思っています。

 

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