ワシントン大学夏季講座 体験談9

体験談9 2014年度参加  理工学部3年 A・Uさん

“英語の授業はもちろん環境の授業もかなり面白く、
今まで知らなかったような素晴らしいテクノロジーがシアトルでは実用されていることに感動した。”

研修内容・成果について
活動内容は、8月4日から8月24日の間、ワシントン大学において英語でのコミュニケーションスキルおよびシアトルにおける先進的な環境再生テクノロジーについての授業を受講し、実際に授業後の時間を使い様々なテクノロジーにより環境再生が行われている場所へ出向き、フィールドワークを行うというものであった。活動後半ではいくつかのトピックに焦点を当て、それぞれ5人程のグループに分かれて調査をした。最終日には受け持ったトピックに対し50分程のプレゼンテーションを英語でグループごとに行った。

コミュニケーションスキルの授業はとても新鮮で、大学構内のワシントン大学の学生に対するインタビューなどがあり、活動的な授業であった。環境再生テクノロジーについての授業は毎日違ったトピックについて講義があり、その日のトピックに関連した場所に午後からフィールドワークに行くという流れになっていた。コミュニケーションスキルの授業でその日のトピックに関する専門用語の事前説明などもあり、とても助かった。環境の授業では全てのトピックを1人の先生が毎回英語で1時間強のプレゼンテーションで説明してくれる。先生はとても説明が上手でいつでも質問できる空気を作ってくれていたのでたくさん質問もでき、私はできるだけたくさん質問をすることによりそのトピックへの理解に加えてアメリカでの授業での積極性というものを身につけられるよう努力した。その結果、後半はかなりスムーズに先生の説明が頭に入ってくるようになった。英語の授業はもちろん環境の授業もかなり面白く、今まで知らなかったような素晴らしいテクノロジーがシアトルでは実用されていることに感動した。

2014UW_1.jpg 2014UW_3.JPG

私のグループが担当したトピックは「Restoration Ecology」というもので、一度人間の手によって壊された自然の中の生態系を如何にして修復し、最終的に壊す以前の状態に改善するか、という学問である。生態系とはその生態系が存在する自然においてユニークであるがために一度その自然が壊されるとその自然の中に存在した生態系は絶滅してしまう。これが悪化すると生物の多様性が失われ、連鎖的に多数の生物が絶滅していくことになる。このような事態を食い止めるために壊された環境の復元はとても大切なのである。シアトルは、川の流れを人工的に変えたり、工場の汚染物を海に垂れ流しにしたり、自然公園をゴミ捨て場にしたり、過去に様々な生態系を壊す行いをしていたが、現在それに対する復元に積極的に取り組んでいる。

 2014UW_2.jpg 2014UW_5.JPG

最終プレゼンテーションでは日本との比較を考え、結論としては、日本でも今日様々な環境改善プログラムが実施されているが現実的に若者への認知度が低く、シアトルでは環境のことを考える若者はクールだという思想が根付いており、日本ではその考えがまだ若者にさほど無いことが大きな原因だと考える。私はシアトルの素晴らしいテクノロジーを知れば皆環境をケアすることがかっこいいことであるという認識を持つと思い、日本でもそのような研究が進むことを願う。

私自身今回の留学で英語学習の意欲がとても上がったのはもちろん、環境と共に生きる社会の構築の大切さに気付き、日本におけるテクノロジーについて勉強してみようと考えている。

2014UW_4.JPG 2014UW_6.JPG

 

 

 

体験談一覧に戻る