ワシントン大学夏季講座 体験談8

体験談8 2013年度参加 経済学部2年 H・Tさん

“環境に関する知識を深めることができただけでなく、今後の学びの意欲を掻き立てる、
充実した有意義な海外体験を得ることができた。”

【現地研修の内容・成果】

この夏季プログラムは、午前中にその日に学ぶテーマの事前授業があり、午後に関連する施設にフィールドワークに行く、という構成になっていた。多くのフィールドワークを通して実際に体験しながら環境への理解を深めることができたのは、自然豊かで環境への意識も高いシアトルだからこそ実現できたことだと思う。初日に飛行機がシアトルに降り立ったとき、私は辺りの緑の多さに驚き、この地で学ぶことに期待感が増したことをよく覚えている。ただ机に向かっているのとは違い、自分たちの足で学びに行くことで、この留学を通して、多岐にわたる環境に関するテーマを以前より身近に感じることができるようになった。また、このプログラムでは環境に関する諸問題をアメリカの目線で知ることができたので、アメリカから日本が学ぶべきことや、逆に日本の良い点を比較することを通して、日本では得られない知識を得ることができたと感じている。
 


 

 この夏季プログラムでは、最後に生徒自身で調べたことをプレゼンする機会が設けられており、最終週はその活動の班ごとにそれぞれフィールドワークが行われ、より一つの環境テーマに特化した学びが得られた。テーマは6つあり、今年度はゴミ処理問題、水質と(シアトルの名産である)鮭、森林とその管理、自然再生、環境配慮型建物、都市農業、に分かれ、班ごとに発表するプレゼンに向けて準備が進められた。最終日のプレゼンが近づいてくるにつれて、よりよい発表にしようとみな睡眠時間を削って作業をしていたのも思い出深い。これほどまでに大きなエネルギーを注ぎ、グループで一つのプレゼンを準備したことはかつてなかったので、終わった後の達成感もひとしおだった。多くのネイティヴリスナーに囲まれてプレゼンすることも日本ではなかなかないため、今回のプレゼンはとても貴重な機会だったと感じている。

テーマごとのフィールドワークは班ごとについた現地学生のTAが組み立ててくれ、彼らがフィールドワークに連れて行ってくれたり、プレゼンの準備を手伝ってくれたりと、私たちの学習を大いにサポートしてくれた。また、普段の授業以外でも常に一緒に行動してくれたルームメイトたちの存在はこの留学生活で欠かせないものであった。私たちの現地での生活をサポートしてくれたのはもちろん、彼らとの何気ない会話によって、英語による日常会話は以前よりは上達したように感じている。


今回の留学はとても短い期間だったため、語学面での成長には限界があったが、シアトルという日本とは異なる文化を持つ土地で3週間を過ごせたことは、私のこの後の人生においてかけがえのない貴重な経験となった。また、今回の留学で、より語学面で成長したいという思いと、他にも様々な文化をもつ地域を訪れ、自分の肌で体験してみたいという思いがますます強くなったと感じている。この短期プログラムに参加したことで、環境に関する知識を深めることができただけでなく、今後の学びの意欲を掻き立てる、充実した有意義な海外体験を得ることができた。

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