ワシントン大学夏季講座 体験談7

体験談7 2013年度参加 文学部4年 R・Iさん

“英語に加えシアトルの進んだ環境に対する考え方を学び、アメリカの寮生活や文化を経験し、
みんなと楽しい思い出を作る。”

【一日の様子】

シアトルの夏は涼しく、過ごしやすい。授業が始まる前にルームメイトと寮の近くのコンビニに行き、コーヒーとメープルバー(メープルクリームがべっとりとついたドーナツ)を購入。朝ギリギリまで寝ている私たちは、教室まで10分程度の道のりを歩きながら朝食を済ませる。広大なワシントン大学のキャンパスでは寮から教室や図書館への移動に5~10分はかかる。ちょっと疲れるが、自然が豊かで空気がきれいなため、歩くのも楽しい。大学がタリーズコーヒーと提携しているのでドリップコーヒーがとてもおいしく、コーヒー好きには嬉しかった。

午前中の授業では、午後のフィールドワークに関する講義が行われる。英語で新鮮に感じられるからだろうか、この講義がおもしろい。最後に先生になんて質問しようか考えながら聞いているとあっという間に授業が終わる。お昼を食べたらいよいよフィールドワーク。山や郊外へ出掛けるときは大学が車を用意しTAたちが運転してくれたため、毎日様々な経験ができた。夕方すべてのプログラムが終わり自由時間となっても、疲れてそのあと遊びに行く体力が残っていない人も多い。そのぐらい一日が濃かった。

 

大学内にもカフェテリアはたくさんあるが、閉まるのが早いし味に飽きてくる。そこで夜はPeersに大学近くの安くておいしいレストランによく連れて行ってもらった。タイ料理やメキシコ料理は当たりが多かった気がする。寮のシャワーはプールによくあるようなものを想像していただきたい。お風呂で疲れを取ることはできないので、しっかり寝て明日に備えることも大切だ。

【休日の過ごし方】

週末はPeersが色々な企画をしてくれた。ダウンタウンで買い物、動物園、マリナーズ観戦、海岸でたき火、フェリーに乗って離島、湖でカヌー。少し離れたモールに車で連れて行ってもらったり、家に遊びに行ったりもした。もしカナダやポートランドへの小旅行をしたい場合、日本で事前によく調べ準備すべき。最終日のプレゼンテーションが近づいてくると週末もプレゼン準備に時間がとられることもあるので、遊びも勉強も計画的に行うと悔いなく3週間が過ごせるだろうと思う。

【短期留学の捉え方】

この短期留学での私の目標は「たくさん英語を話す」こと。そのため5人のTAと4人のPeers(ルームメイト)に積極的に話しかけ、英語を話す機会を自分から作るようにした。しかしそれだけでは何か物足りない。せっかくアメリカに来たのだから、現地の学生と同じような経験がしたい。私は仲良くなったPeersの女の子に頼み、毎週のように大学近くのバーに連れて行ってもらった。(幸運なことに私は21歳だったし、お酒に強い。)そこで紹介してもらった彼女の大学の友達が話す早くて聞き取りづらい英語に必死についていくことで、少しはネイティブが話す英語に耐性がついたと思う。英語を上達させる手段は人それぞれだ。例えば他の人は、一緒にカラオケに行ったり、スポーツをしたりして関係を深めていた。上手くコミュニケーションをとり、自分が何をしたいのか相手に伝えれば、優しいTAやPeersは必ず力になってくれる。逆にずっと受け身でいたら、この3週間無駄に過ごすことになるだろう。

英語の上達だけを考えたら、もっと日本人が少ない留学先を自分一人で探して行った方がいいのかもしれない。しかし1年生から修士2年までの34人の慶應生と過ごした3週間は毎日が充実し、本当に楽しかった。英語に加えシアトルの進んだ環境に対する考え方を学び、アメリカの寮生活や文化を経験し、みんなと楽しい思い出を作る。この短期留学のプログラムが魅力的だと感じたら、ためらわず参加するべきだ。

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