オックスフォード大学リンカーン・コレッジ夏季講座 体験談8

体験談8 2014年度参加  法学部3年 S・Mさん


このプログラムの良いところは以下の3点です。

★ オックスフォードという中世の面影の残る街で最高の2週間を過ごせる
★ 毎日のディベート、2回のドラマの発表を通じて、自分を表現することを学べる
★ メンバー、現地学生のSA、オックスフォード大学の教授の方々と親睦を深められる

想像よりもずっと濃厚であっという間の2週間を過ごすことができます。午前中の英国史とディベートのクラス、午後の演劇のクラスに加えて、ほぼ毎日何かしらのイベントがあるため、一日も同じような日はありませんでした。

【午前】
2014OXL_6.jpgオックスフォードでの一日は、ディベートの発表練習から始まりました。あちこちで暗記や準備をするメンバーを見かけ、時にはかすかに聞こえる練習の声で目覚めることもありました。ディベートは4人ずつ5チームに分かれて行います。皆が必死になる理由、それは勝ち負けがあるためです。初日は、小さな声で原稿に目を落として読む人が大半でしたが、2日目以降、原稿の暗記、図表の作成、オーディエンスへの問いかけ、演技の織り交ぜなどなど、様々な改善・工夫が見られました。各回の授業では、先生がディベートの内容を取り上げながら説明を加えてくださったため、より深く理解することができました。皆勝った時は大喜びし、負けた時は悔しさをバネに次回に備えるというように、本気で取り組んでいたのが印象的です。チームが一丸となって協力し、メンバー同士が結束を強められました。

【午後】
演劇の授業は、思いっきり体を動かし集中力を使う時間です。涼しかったイギリスの気候の中、汗をかきながら活動をしていました。音楽に合わせて素早くポーズをしていくというものや、向かい合って1人の動きを鏡のように真似をするというものなどなど・・・。おすすめは「Zip! Zap! Beyond!」というエクササイズです。これはぜひ、参加して皆でトライしてほしいです。

演目としては『ジュリアス・シーザー』と『ヴェローナの二紳士』に挑戦しました。プロの演劇を観に行き、そこで学んだことを踏まえて、5人+SA(Student Assistant)1人のチームで劇をつくり上げます。劇の発表は金曜日に行いました。直前までセリフ、動き、位置を確認し、本番は非常に緊張感のある中で満足のいく演技をすることができました。

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(グローブ座での観劇)             (
Zip! Zap! Beyond!)         

【生活・食事】
リンカーン・コレッジの寮に滞在します。授業は寮にある教室で受けます。寮は1人部屋で過ごしやすいです。複数人で集まれる部屋やキッチンもあるため、予習をしたり、パーティーを開いたり、わいわいと仲良く過ごせます。

食事は、朝食・昼食・夕食ともにおいしかったです。特に昼・夕のリンカーン・コレッジでの食事は、毎回違った料理を楽しんだ後、紅茶かコーヒーをいただくという優雅なものでした。定番のフィッシュ&チップスを食べたり、デザートは複数選べたり、夜にはワインも出たりと、食事に行くのが楽しみでした。食事がない日はSAたちがオックスフォードを案内し、外食に連れていってくれました。金曜の夜は特別で、コース料理をいただきます。コレッジ内の趣のある食堂で、ドレスアップをして、ろうそくの光の中、スパークリングワインとともに楽しむ料理はとても印象深いものでした。

2014OXL_9.jpg【たくさんのアクティビティ】
一番大きな課外授業は、グローブ座とストラットフォードでの観劇です。午後の授業が終わった後、大急ぎでバスに乗り込み、劇場へ向かいます。自分たちの発表に生かすだけではなく、日本の劇場との違いを学ぶこともできました。別の夕方にはパンティングという川下りを体験しました。細長い船に4~5人がぎゅうぎゅうで乗り、棒1本のみを使って漕いで行きます。たどり着いた先でピクニックをし、同じ川を星を眺めながら戻りました。そのほかにも、古くからある図書館・キッチンの見学、日本食パーティー、金曜のディナーとダンスパーティーなど、様々なアクティビティを体験しました。休日にも、ロンドンを観光したり、オックスフォードを巡ったり、コッツウォルズという田舎町に遊びに行ったりと、色々な地に足をのばすことができました。

【最後に】

プログラム中は、ディベートの準備や演劇のセリフの暗記が忙しく大変ですが、充実感の方が大きく、つらくはありませんでした。また、私たちも事前勉強会を自主的に開きましたが、このようにきちんと準備をすれば乗り越えることができます。私も最初は英語でディベートと演劇をすることに不安がありましたが、始まってからはそのような不安は吹き飛びました。メンバーとは学年・学部関係なく仲良くなることができました。なので、演劇・英国史に興味がある人だけではなく、「新しく学んでみたい!」、「挑戦してみたい!」という思いのある人は、学年関係なくぜひ応募してみてください。
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